電験三種
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

電験三種 令和5年度下期 機械 問6|電気機器(同期機)

問題

電験三種 | 機械 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-29

回転速度600 1 min で運転している極数10 の同期発電機がある。この発電機に極数8 の同期発電機を並行運転させる場合,極数8 の発電機の回転速度[ 1 min ] の値として,最も近いものを次の(1)~(5)の中から一つ選べ。

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答え合わせ

正解は 3
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  • 3
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  • 5

自信の3択

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解説

電験三種「機械」の「電気機器(同期機)」に関する問題(令和5年度下期 問6)。正答は(3)です。

【基本公式】同期発電機並行運転条件:同じ周波数(系統周波数=60Hz/50Hz)。

回転速度Ns=120f/P [min⁻¹](f:周波数[Hz], P:極数)。

正答(3)「750」の計算:

10極機がNs=600min⁻¹で運転→f=600×10/120=50Hz。

8極機を並行運転するには同じ周波数50Hzが必要。

8極機の回転速度=120×50/8=6000/8=750min⁻¹→選択肢(3)。

並行運転の条件:①電圧が等しい②周波数が等しい③位相が一致④波形が等しい(電圧・周波数・位相の3条件が重要)。

【電気機器(同期機)並行運転回転速度計算の解法と要点】(令和5年度下期 問6)

【基本公式・定義】

同期速度:Ns=120f/P [min⁻¹](f:電源周波数, P:極数)

並行運転の必要条件:系統周波数が同じ

【計算過程】

極数10, Ns=600 min⁻¹の発電機の周波数:

f=Ns×P/120=600×10/120=6000/120=50 [Hz]

極数8の発電機を同じ50Hzで運転する回転速度:

Ns₂=120×50/8=6000/8=750 [min⁻¹]→選択肢(3)

【並行運転の3条件(重要)】

①起電力の大きさが等しい(等しくないと循環電流→巻線過熱)

②周波数が等しい(同期速度が同じ→位相差があると脈動)

③位相が一致している(位相差があると大きな電流が流れる)

※三相変圧器の並行運転では④位相変位(角変位)が等しいことも必要

【電気機器(同期機)並行運転の深層解析と電験三種合格戦略】(令和5年度下期 問6)

【核心論点と正答根拠】

f=600×10/120=50Hz。8極機:Ns=120×50/8=750min⁻¹→(3)正答。

【並行運転時の有効・無効電力分担】

有効電力分担:発電機のガバナ特性(速度調定率)で決まる。

・調定率δ=(Ns-Nr)/Nr×100% (Ns:同期速度、Nr:定格速度)

・%調定率が等しいと定格容量に比例して負荷分担。

無効電力分担:AVR(自動電圧調整器)の垂下特性で決まる。

・界磁電流を増やすと→無効電力(遅れ)供給増加。

・界磁電流を減らすと→無効電力(進み)または吸収。

【脱調と安定度】

同期化力:ΔP=(VE/Xs)cosδ×Δδ(δ:相差角)→δ<90°で正→安定。

定態安定度:定常状態での最大電力余裕→短絡比Ks≒1/Xs(pu)。

過渡安定度:事故後の動的安定→等面積判別法で判定(電験二種必須)。

【再エネ連系発電機との並行運転(最新)】

太陽光・風力(電力変換器型):系統慣性を持たない→周波数変動に弱い。

グリッドフォーミング制御:仮想慣性・仮想同期機(VSM)技術で系統安定化。

電験二種:電力系統の安定化制御・電力動揺方程式が出題。

この問題の根拠出典:令和5年度下期 第三種電気主任技術者試験 機械(一般財団法人 電気技術者試験センター)
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています。同センターは公式サイトの「よくあるご質問」で、教育目的など試験制度の意義に反しない限り、公表された過去問題を問題集やテキストに使用する際の許諾および使用料は不要としています。 根拠・出典:出典:令和5年度下期 第三種電気主任技術者試験 機械(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-10-29)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき、段差のある3段階の解説(初心者・標準・上級)を作成しています。