保育士

保育士 保育原理 問32|施設長の責務と研修の実施体制

問題

保育士 | 保育原理 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

保育所保育指針第5章に示された、施設長の責務及び職員の研修に関する記述として、最も適切なものを一つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育原理」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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答え合わせ

正解は 4
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は4です。保育所保育指針第5章2(2)は、施設長は職員が計画的に研修等に参加し「その専門性の向上が図られるよう努めなければならない」と結んでいます。また4(3)は、研修の受講が特定の職員に「偏ることなく」行われるよう配慮する必要がある、としています。誤りの肢は、研修成果の勘案を「望ましい」から義務に(1)、外部研修を職場内研修に「加え」から「代えて」に(2)、知識・技能を共有する相手を「他の職員」から「保護者」に(5)、体系的な研修計画を作成する主体を「保育所」から「市町村」に(3)、それぞれ入れ替えています。

1 × 第5章4(3)は、施設長等は「研修の受講は特定の職員に偏ることなく行われるよう、配慮する必要がある」とし、続けて研修を修了した職員について「当該研修の成果等が適切に勘案されることが望ましい」としています。前半は原文どおりですが、後半の「望ましい」を「しなければならない」と義務の形に替えている点が誤りです。

2 × 第5章3(2)は、「職場内での研修に加え、関係機関等による研修の活用が有効」としています。「加え」を「代えて」に入れ替えている点が誤りで、外部研修は職場内研修の代わりではありません。職場内での研修については3(1)が「充実が図られなければならない」としています。

3 × 第5章4(1)は「保育所においては、当該保育所における保育の課題や各職員のキャリアパス等も見据えて、初任者から管理職員までの職位や職務内容等を踏まえた体系的な研修計画を作成しなければならない」としています。研修計画の中身は原文どおりですが、作成する主体を「保育所」から「市町村」に入れ替えている点が誤りです。

4 ○ 第5章2(2)「職員の研修機会の確保等」の内容どおりです。

5 × 第5章4(2)は、前半(自らの専門性の向上…解決を実践できる力を身に付けることが重要)は肢5のとおりですが、後半は研修で得た知識及び技能を「他の職員」と共有することにより、保育所全体としての保育実践の質及び専門性の向上につなげていくことが求められる、としています。共有する相手を「保護者」に入れ替えている点が誤りです。

施設長の責務(2) 第5章2は(1)施設長の責務と専門性の向上、(2)職員の研修機会の確保等の2項目です。(1)では、施設長は保育所の役割や社会的責任を遂行するために法令等を遵守し、社会情勢等を踏まえて施設長自身の専門性等の向上に努めるとともに、保育の質と職員の専門性向上のために必要な環境の確保に努めるとされています。(2)は、体系的・計画的な研修機会の確保と、職員の勤務体制の工夫等を挙げています。

職員の研修等(3) (1)職場における研修は、日々の保育実践を通じた学び、保育の課題への共通理解や協働性の向上を目的とし、「日常的に職員同士が主体的に学び合う姿勢と環境が重要」としています。(2)外部研修の活用は、各保育所の課題への的確な対応や専門性の向上のため、必要に応じて外部研修への参加機会が確保されるよう努めるとしています。

研修の実施体制等(4) (1)体系的な研修計画の作成(保育所が作成する・初任者から管理職員まで・キャリアパスを見据える)、(2)組織内での研修成果の活用(外部研修参加者は課題を理解し解決を実践できる力を身に付け、学んだことを共有する)、(3)研修の実施に関する留意事項(特定の職員に偏らない・修了者についてはその成果等が職務内容等において適切に勘案されることが望ましい)の3項目です。

紛らわしい点 「施設長は〜努めなければならない」(2)と「施設長等は〜配慮する必要がある」(4(3))のように、主語と文末の強さが項目ごとに違います。また、4(3)の後半「研修を修了した職員については、その職務内容等において、当該研修の成果等が適切に勘案されることが望ましい」は「望ましい」という表現で、義務の形ではありません(肢1はここを義務に替えた形)。肢の正誤を判断するときは、「誰が」「何を」「どの程度」求められているかを本文で確かめることが大切です。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育原理」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)第5章 2(2)・3(1)(2)・4(1)(2)(3)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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