保育士

保育士 子どもの保健 問13|乳幼児身体発育調査とパーセンタイル値

問題

保育士 | 子どもの保健 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次の文は、乳幼児身体発育調査と、その結果の見方に関する記述である。(A)〜(C)にあてはまる語句・数値の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 乳幼児身体発育調査は、昭和35(1960)年以降(A)年ごとに、全国的に乳幼児の身体発育の状態を調査し、我が国の乳幼児身体発育値を定めるものである。調査結果では、身長や体重などの計測値がパーセンタイル値で示される。(B)パーセンタイル値は中央値とも呼ばれ、この値より小さいものと大きいものが半数ずついることになる。また、3パーセンタイル値と97パーセンタイル値の間には、全体の(C)%のものが含まれることになる。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの保健」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

キーボード:1〜5で選択・Enterで次へ

タップするとすぐ答え合わせ

答え合わせ

正解は 1
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は1(A 10、B 50、C 94)です。乳幼児身体発育調査は、昭和35年以降10年ごとに行われ、全国の乳幼児の身長・体重などの発育値を定めています。結果はパーセンタイル値で示され、50パーセンタイル値は中央値です。3パーセンタイル未満のものは全体の3%、97パーセンタイルを超えるものも3%なので、その間には100−3−3=94%が入ります。この考え方は、母子健康手帳の発育曲線を読むときにも使われます。

A 10 こども家庭庁は、乳幼児身体発育調査を「昭和35(1960)年以降10年ごとに、全国的に乳幼児の身体発育の状態を調査し、我が国の乳幼児身体発育値を定め」るものと説明しています。5年ごと・3年ごとではありません。

B 50 パーセンタイルとは、計測値を小さいほうから並べたときに何%目の値がどれくらいかを示す表し方です。50パーセンタイル値は中央値とも呼ばれ、この値より小さいものと大きいものが半数ずついます。25や75パーセンタイル値は中央値ではありません。

C 94 3パーセンタイル未満のものは全体の3%、97パーセンタイルを超えるものも3%いるため、両者の間には94%のものが含まれます。97%としたり、90%としたりするのは誤りです。

直近の調査は令和5年に実施され、こども家庭庁成育局母子保健課が行いました。一般調査(全国の乳幼児を対象)と病院調査(1か月健診を受診した乳児を対象)の2種類で行われています。

調査の目的と方法 令和5年乳幼児身体発育調査は、「全国的に乳幼児の身体発育の状態やその関連項目を調査し、我が国の乳幼児の身体発育値を定めて、乳幼児保健指導の改善に資すること」を目的とした統計法に基づく一般統計調査で、調査員による一般調査と、1か月健診を受けた乳児についての病院調査で行われました。

令和5年調査の対象と時期 こども家庭庁の調査の概要によると、一般調査は、令和2年国勢調査により設定された調査地区から3,000地区内の生後14日以上1歳未満の乳児と、そのうち2,000地区内の1歳以上小学校就学前の幼児を客体とし、令和5年9月1日から30日までの期間中に、市区町村長又は保健所の所長が日を定めて行いました。調査票は、計測、問診、母子健康手帳からの転記などにより、市区町村又は保健所が選んだ医師・保健師等の調査員が記入しています。病院調査は、産婦人科又は産科を標榜し分娩を扱う150病院を抽出し、令和5年9月中にその病院で1か月健診を受けた乳児を客体としました。調査事項は、一般調査票が体重・身長等、運動・言語機能、現症又は既往症、栄養等、妊娠・出産時の状況、母の状況、病院調査票が妊娠期間・胎児数・娩出方法等、母の状況、新生児の発育状態・栄養法、1か月健診時の状態です。

パーセンタイル値の読み方 計測値が97パーセンタイルを超える、あるいは3パーセンタイル未満の子どもは、それぞれ全体の3%ずつです。パーセンタイル値は、その子どもの計測値が同じ月齢・性別の集団の中でどのあたりに位置するかを示すものです。保育所保育指針第3章も、子どもの健康状態並びに発育及び発達状態を「定期的・継続的に、また、必要に応じて随時」把握することを求めています(第3章1(1)ア)。

紛らわしい点 「平均値」と「中央値」は別のものです。50パーセンタイル値は中央値であり、平均値とは限りません。また、Cは「3%+3%を除いた残り」と考えると94%になります。「97パーセンタイル」という数字につられて97%を選ばないよう注意します。調査の間隔は「10年ごと」で、最新の結果は令和6年12月25日に公表されています。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの保健」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:こども家庭庁「令和5年乳幼児身体発育調査」(調査の概要・結果の見方)/こども家庭庁「母子保健・不妊症・不育症など」(乳幼児身体発育調査の説明)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

執筆・運営:合格ナビ運営事務局(運営者情報)・編集方針。