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保育士 子どもの保健 問18|便色カードと乳児の便の観察

問題

保育士 | 子どもの保健 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

母子健康手帳に掲載されている便色カードと乳児の便に関する記述として、適切なものを一つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの保健」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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答え合わせ

正解は 4
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は4です。便色カードは、胆道閉鎖症などを早く見つけるために母子健康手帳に載っているもので、うすい色から濃い色まで番号が付いています。便の色が1〜3番(うすい黄色)に近いときは、1日も早くその便を持って医師にみてもらいます。4番だから安心というわけではなく、生後5か月になるまでは便の色を見比べ続けます。緑色の便は、胆汁の色素が腸内で変化したもので、機嫌がよく食欲があれば心配いらないとされています。

1 不適切 1〜3番に近い場合、マニュアルは次の健診を待つのではなく、1日も早くその便を持参して医師を受診するよう説明することとしています。「母子健康手帳の交付・活用の手引き」も、便色番号が1〜3番だった場合には、1日も早く小児科医や小児外科医等を受診するよう勧めるとしています。

2 不適切 マニュアルは、胆道閉鎖症の子どもの70〜80%は生後4週までに便の黄色調がうすくなって淡黄色になり、残りの20〜30%も多くは生後2か月までに淡黄色便を発症すると説明しています。

3 不適切 4〜7番に近い場合について、マニュアルは「4番ならば安心というわけではありません」とし、その後に便色がうすくなって1〜3番に近づくかどうかに注目するよう求めています。生後5か月になるまでは便色のチェックを続けます。

4 適切 1〜3番に近い場合は、1日も早くその便を持参して、1か月健診を担当する予定の医師(健診が終わっていれば、健診を担当した医師又は小児科専門医が常勤する病院の小児科)を受診するよう説明することとされています。

5 不適切 マニュアルは、母乳栄養でも人工栄養でも緑色の便が出ることがあり、これは胆汁色素の黄色のビリルビンが腸内で酸化されて緑色のビリベルジンになるためで、児の機嫌がよく、食欲があれば心配いらないとしています。

胆道閉鎖症とは マニュアルによると、胆道閉鎖症は新生児・乳児の肝外胆管が原因不明の炎症によって閉塞し、肝臓から腸へ胆汁を出せなくなる病気です。主な3つの症状は、生後14日以降も続く黄疸、淡黄色便、濃黄色尿とされています。新生児の生理的黄疸は生後14日までに肉眼上消失しますが、胆道閉鎖症の黄疸は消えずに続くか、いったん消えた後に再び現れます。早期に発見し早期に手術を受けることが、その後の経過に大きく関わると説明されています。

便色カードの使い方 日中の明るい部屋(夜間なら昼光色の明るい照明の部屋)で、おむつについた便にカードを近づけて色を見比べ、最も近い便色番号を判定します。記録欄は3つあり、生後2週、生後1か月、生後1〜4か月に番号を記入します。受診するときは「3番です」のように番号で伝え、できる限り便のついたおむつを持参します。同じ「黄色」でも、思い浮かべる色が人によって異なるためです。

正常な乳児の便の変化 生後48時間以内に出る便は胎便といい、緑がかった黒色です。生後2〜4日ごろには胎便と黄色便の混ざった移行便になり、その後、黄色から茶色の便になります。母乳栄養の児の便は、人工栄養の児に比べて黄色みがやや強いといわれます。

保育所での観察 保育所保育指針第3章1(1)イは、保護者からの情報とともに、登所時及び保育中を通じて子どもの状態を観察し、疾病が疑われる状態が認められた場合には保護者に連絡するとともに、嘱託医と相談するなど適切に対応することを求めています。乳児クラスでは、おむつ交換のときの便の色や性状の観察が、日々の健康観察の一部になります。うすい色の便に気づいたときは、保護者に伝えて受診につなげることが大切です。

紛らわしい点 肢1は肢4と「受診の時期」の1語だけが違います。うすい色の便は次の健診まで待たず、1日も早く受診につなげます。肢3は「4番=安全」と思い込ませる記述、肢5は「緑色=異常」と思い込ませる記述です。危険信号は「うすい色(1〜3番)」であって、緑色ではありません。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの保健」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:こども家庭庁「母子健康手帳について」掲載「胆道閉鎖症早期発見のための便色カード活用マニュアル」(平成24年3月)・「母子健康手帳の交付・活用の手引き」(平成24年3月)/母子保健法 第16条条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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