問題
保育所における予防接種歴の確認と保護者・職員への対応について、「保育所における感染症対策ガイドライン」の記述として、適切なものを3つ選びなさい。
【この問題について】
本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの保健」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。
※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
※この問題は3つ選ぶ形式です。3つとも選ぶと答え合わせになり、正答の全部を選んだときだけ正解として扱います。
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答え合わせ
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
自信の3択
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解説
※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
正答は1、3、4です。予防接種を受けたかどうかの記憶は当てにならないことが多いため、母子健康手帳等の記録で確認します。子どもだけでなく職員の予防接種歴の確認も大切で、入職時に確認し、短期間の保育実習生にも同じように確認します。子どもに未接種のワクチンがあると気付いたら、保護者に小児科医へ相談するよう伝えます。接種の時期や方法を保育所が決めて接種させるのではなく、保護者がかかりつけの医師と相談して決めるものです。
1 適切 ガイドラインは「『予防接種を受けた』又は『罹患した』という記憶は当てにならない場合が多いので、予防接種歴の確認時には、母子健康手帳等の記録を確認します」としています。麻しん、風しん、水痘、流行性耳下腺炎、B型肝炎等については、血液検査で抗体の有無を調べることも可能とされています。
2 不適切 ガイドラインは「職員の予防接種歴の確認も重要です。入職時には、健康状態の確認に加えて、予防接種歴及び罹患歴を確認します」としています。職員自身を守ることと、子どもを守ることの双方の観点からです。
3 適切 同じ箇所で「短期間の保育実習生の場合にも同様に確認します」とされています。
4 適切 「保護者に対して、未接種ワクチンがあることに気が付いたときには小児科医に相談するよう伝えてください」とされています。
5 不適切 ガイドラインは、保育所が接種日を決めたり保育所内で接種したりすることを求めていません。保育所の役割は、チェックリストを作成するなどして子どもの予防接種歴及び罹患歴を把握し、健康診断の機会等を活用して接種状況を確認し、未接種の子どもの保護者に予防接種の重要性等を周知することです。
保育所における予防接種に関する取組 ガイドラインは、感染症対策で最も重要となるのが予防接種であるとし、次の取組を挙げています。
- チェックリストを作成するなどして、子どもの予防接種歴及び罹患歴を把握する
- 健康診断の機会等を活用して接種状況を確認し、未接種の子どもの保護者に予防接種の重要性等を周知する
- 未接種ワクチンに気付いたときは、保護者に小児科医に相談するよう伝える
- 職員の予防接種歴の確認(入職時に健康状態に加えて予防接種歴及び罹患歴を確認。短期間の保育実習生も同様)
- 職員が麻しん、風しん、水痘にかかったことがなく、予防接種の記録が1歳以上で2回ないなどの場合には、子どもと職員自身の双方を守る観点から、予防接種が感染症対策に資することを説明する
- 職員に、毎年のインフルエンザの予防接種が感染症対策や重症化予防に資することを伝える
職員への説明の位置づけ 職員の予防接種歴及び罹患歴がともにない又は不明な場合、ガイドラインは「嘱託医等に相談した上で」予防接種を受けることが感染症対策に資することを説明するとしています。接種を強制するのではなく、説明して理解を得るという書き方である点に注意します。
入所前の接種 ガイドラインは、定期の予防接種として接種可能なものは、できるだけ保育所入所前の標準的な接種期間内に接種することが重要だとし、入所する子どもの予防接種の状況を把握して、保護者に定期の予防接種として接種可能なワクチンを周知することを求めています。入所後も、体調が良いときになるべく早めに接種することが大切だとされています。
紛らわしい点 肢2は、ガイドラインの別の箇所にある「職員は成人であるため、子どもたちと比べてはるかに高い体力・免疫力を持っている」という趣旨の説明を、予防接種歴の確認が不要という結論に結び付けた誤りです。ガイドラインは、職員が感染源にならないよう、むしろ職員の予防接種歴の確認を重視しています。
- 保育所における感染症対策ガイドラインこども家庭庁の公表ページ
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの保健」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:こども家庭庁「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」(2023(令和5)年5月一部改訂・令和5年10月10日現在の全体版)2(1)ウ 感受性対策(予防接種等)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。
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