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保育士 子どもの保健 問32|異物による窒息時の応急対応

問題

保育士 | 子どもの保健 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次の文は、「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」の参考例に示された、意識がある子どもの窒息時の対応についてまとめたものである。(A)〜(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 ・子どもが咳込んでいるのは、少しでも(A)状態であるので、本人の咳込みにまかせ、背中を軽くたたいたり、さすったりする。 ・異物を指で取ろうとすると、逆に異物を(B)しまうので、口の中に指を入れない。 ・呼吸が苦しそうな場合は、(C)を手のひらの下の部分で叩く背部叩打法を行う。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの保健」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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正解は 5
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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は5です。窒息しても咳込んでいるうちは、少しでも呼吸ができている状態なので、本人の咳込みにまかせ、背中を軽くたたいたり、さすったりします。指で取ろうとすると逆に異物を押し込んでしまうため、口の中に指を入れません。呼吸が苦しそうなときは、肩甲骨と肩甲骨の間を手のひらの下の部分で叩く背部叩打法を行います。意識がなくなったら心肺蘇生に移ります。

A 呼吸ができている 参考例は、咳をしているのは少しでも呼吸ができている状態であるとし、本人の咳込みにまかせ、背中を軽くたたいたり、さすったりするとしています。「異物が出てきている」「意識が薄れている」とは書かれていません。

B 押し込んで 指で取ろうとすると逆に異物を押し込んでしまうので、指を入れないことが注意点として示されています。口の中の異物が見えたときに取り除く、という手順とは区別します。

C 肩甲骨と肩甲骨の間 背部叩打法は、肩甲骨と肩甲骨の間を手のひらの下の部分で叩く方法です。「胸の真ん中」は胸骨圧迫(心肺蘇生)で圧迫する部位であり、背部叩打法の部位ではありません。

以上から、5が正答です。

参考例の流れ ガイドラインの参考例「窒息時の対応について」は、窒息を発見したとき、意識がある場合(咳込む、苦しそうに泣く、しゃべれる)と意識がない場合(呼びかけに反応しない、チアノーゼ)に分けて対応を示しています。意識がある場合は咳込みにまかせて観察し、呼吸が苦しそうであれば背部叩打法を行います。窒息を発見したらまず大声で人を呼び、119番通報、AEDの依頼、保護者への連絡を行います。意識がない場合は呼吸を確認(10秒以内)し、呼吸がなければ心肺蘇生法を行います(呼吸があれば安静にして体を横に向けて観察を続け、呼吸が止まったら心肺蘇生法に移ります)。背部叩打の途中で意識や呼吸がなくなった場合も心肺蘇生法に移ります。心肺蘇生法は布団の上では行わないこと、口の中の異物が見えたら取り除くこと、AEDの電極パッドは呼吸が回復しても貼り付けたまま電源を切らないことも示されています。異物が出たら体を横向きにして口の中を確認し、安静にして経過を観察します。

感染症対策ガイドラインとの関係 「保育所における感染症対策ガイドライン」別添3の咳の対応でも、突然咳きこみ呼吸困難になったときは異物誤えんが疑われるとして、異物を除去し救急車を要請することが示されています。咳の原因として感染症だけでなく異物も考える視点が求められます。

事故防止の視点 同ガイドラインは、職員が救急対応(心肺蘇生法、気道内異物除去、AED・エピペン®の使用等)の研修や訓練を受けることを求めています。保育所保育指針第3章3(2)イも、食事中などの場面で重大事故が発生しやすいことを踏まえた対策を求めています。

紛らわしい点 Cの「胸の真ん中」は、心肺蘇生の胸骨圧迫の部位(胸骨の下半分)と混同させる語句です。背中を叩く処置と胸を押す処置で部位が違うことを押さえます。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの保健」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:内閣府・文部科学省・厚生労働省「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン【事故防止のための取組み】~施設・事業者向け~」(平成28年3月・こども家庭庁ウェブサイト掲載)参考例「窒息時の対応について」/こども家庭庁「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」別添3 ⑤咳の時の対応条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

執筆・運営:合格ナビ運営事務局(運営者情報)・編集方針。

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