問題
「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版)」では、アレルギー疾患を有する子どもに「緊急性の高い症状」が一つでも見られたら、「エピペン®」の使用や119番通報による救急車の要請など速やかな対応をすることが求められている。この「緊急性の高い症状」として示されているものを3つ選びなさい。
【この問題について】
本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの保健」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。
※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
※この問題は3つ選ぶ形式です。3つとも選ぶと答え合わせになり、正答の全部を選んだときだけ正解として扱います。
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答え合わせ
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
自信の3択
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解説
※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
正答は1、3、5です。ガイドラインの「緊急性の高い症状」は、消化器(繰り返し吐き続ける、持続する強いおなかの痛み)、呼吸器(のどや胸が締め付けられる、声がかすれる、犬が吠えるような咳など)、全身(唇や爪が青白い、ぐったりしているなど)の症状です。数個のじんま疹は安静にして経過を観察する段階、1~2回の嘔吐は速やかに医療機関を受診する段階の症状として整理されています。
1 該当する 呼吸器の症状として、「のどや胸が締め付けられる」「声がかすれる」「犬が吠えるような咳」「持続する強い咳込み」「ゼーゼーする呼吸」「息がしにくい」が挙げられています。
2 該当しない 「数個のじんま疹」は、緊急時個別対応票の症状チェックで、安静にし注意深く経過観察する段階(最も軽い段階)の症状に置かれています。全身に広がるじんま疹は、速やかに医療機関を受診する段階です。
3 該当する 全身の症状として、「唇や爪が青白い」「脈を触れにくい・不規則」「意識がもうろうとしている」「ぐったりしている」「尿や便を漏らす」が挙げられています。
4 該当しない 「1~2回の嘔吐」は、速やかに医療機関を受診する段階の症状です。緊急性の高い症状は「繰り返し吐き続ける」です。
5 該当する 消化器の症状として、「繰り返し吐き続ける」「持続する強い(がまんできない)おなかの痛み」が挙げられています。
3段階の判断 ガイドラインの緊急時個別対応票は、症状のチェックを緊急性が高い欄から行うとし、症状を3つの段階に分けています。①ただちに緊急対応(ぐったり、意識がもうろう、尿や便を漏らす、脈が触れにくいまたは不規則、唇や爪が青白い、のどや胸が締め付けられる、声がかすれる、犬が吠えるような咳、息がしにくい、持続する強い咳き込み、ゼーゼーする呼吸、持続する強いおなかの痛み、繰り返し吐き続ける)、②速やかに医療機関を受診(中等度のおなかの痛み、1~2回の嘔吐・下痢、顔全体やまぶたの腫れ、強いかゆみ、全身に広がるじんま疹、全身が真っ赤など)、③安静にし注意深く経過観察(軽いおなかの痛み、吐き気、目のかゆみ、口の中の違和感、くしゃみ・鼻水、軽度のかゆみ、数個のじんま疹、部分的な赤み、数回の軽い咳など)です。いずれも1つでも当てはまればその段階の対応をとり、少なくとも5分ごとに注意深く観察するとされています。
「エピペン®」について 緊急性の高い症状が見られた場合は、「エピペン®」の使用や119番通報を速やかに行い、見られない場合は症状の程度に合わせて対応を決めます。「エピペン®」は体重15kg未満の子どもには処方されません。保管は、子どもの手の届かないところで、すぐに取り出せるところとし、15~30℃での保存が望ましく、冷蔵庫や日光のあたる場所は避けるとされています。預かる場合は保護者と協議のうえ「緊急時個別対応票」を作成します。
組織としての備え 職員の役割分担(全体管理、発見者による観察、「エピペン®」の準備、連絡、記録など)を明確にし、園内研修や定期的な訓練を行い、「エピペン®」や必要書類の保管場所を全職員で共有しておくことが示されています。
紛らわしい点 嘔吐やじんま疹は、回数や広がりで段階が変わる症状です。「繰り返し吐き続ける」は緊急、「1~2回の嘔吐」は受診、「数個のじんま疹」は経過観察、と程度の言葉に注目して区別します。
- 保育所におけるアレルギー対応ガイドラインこども家庭庁の公表ページ
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの保健」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版)第Ⅰ部 1(3)緊急時の対応 表1-2「緊急性の高い症状」・緊急時個別対応票条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。
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