保育士

保育士 子どもの保健 問35|健康増進・疾病等への対応・衛生管理

問題

保育士 | 子どもの保健 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次のA〜Dは、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A アレルギー疾患を有する子どもの保育については、保護者と連携し、保護者の申出に基づき、適切な対応を行う。また、食物アレルギーに関して、関係機関と連携して、当該保育所の体制構築など、安全な環境の整備を行う。 B 嘱託医等による定期的な健康診断の結果は、記録し、保育に活用するとともに、保護者が子どもの状態を理解し、日常生活に活用できるようにする。 C 子どもの疾病等の事態に備え、救急用の薬品、材料等を適切な管理の下に常備し、看護師等の医療職が対応できるようにしておく。 D 施設の温度、湿度、換気、採光、音などの環境を常に適切な状態に保持するとともに、施設内外の設備及び用具等の衛生管理に努める。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの保健」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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正解は 5
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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は5です。健康診断の結果は記録して保育に活用し、保護者が日常生活に活用できるようにします(B○)。施設の温度・湿度・換気・採光・音などの環境を適切に保ち、衛生管理に努めます(D○)。アレルギー疾患を有する子どもへの対応は医師の診断及び指示に基づいて行うもので(A×)、救急用の薬品・材料等は全職員が対応できるようにしておくものです(C×)。

A × 指針第3章1(3)ウは、「アレルギー疾患を有する子どもの保育については、保護者と連携し、医師の診断及び指示に基づき、適切な対応を行うこと。また、食物アレルギーに関して、関係機関と連携して、当該保育所の体制構築など、安全な環境の整備を行うこと」としています。対応の根拠は「医師の診断及び指示」であり、「保護者の申出」ではありません。

B ○ 第3章1(2)イは、子どもの心身の健康状態や疾病等の把握のために、嘱託医等により定期的に健康診断を行い、その結果を記録し、保育に活用するとともに、保護者が子どもの状態を理解し、日常生活に活用できるようにすることを求めています。

C × 第3章1(3)エは、子どもの疾病等の事態に備え、医務室等の環境を整え、救急用の薬品、材料等を適切な管理の下に常備し、「全職員が対応できるようにしておくこと」としています。医療職に限っていません。

D ○ 第3章3(1)アの記述そのものです。

以上から、A× B○ C× D○ の5が正答です。

第3章の構成 第3章は、1 子どもの健康支援(健康状態並びに発育及び発達状態の把握、健康増進、疾病等への対応)、2 食育の推進、3 環境及び衛生管理並びに安全管理、4 災害への備え、の4つで構成されています。冒頭では、子どもの健康及び安全の確保は子どもの生命の保持と健やかな生活の基本であり、子どもが自らの体や健康に関心をもち、心身の機能を高めていくことが大切であると述べています。

「全職員」という言葉 第3章には「全職員」が繰り返し出てきます。保健計画(1(2)ア)、感染症発生時の連絡・協力(1(3)イ)、救急用品の常備と対応(1(3)エ)、事故防止の共通理解や体制づくり(3(2)ア)などです。一方、看護師等や栄養士が配置されている場合は「その専門性を生かした対応を図ること」とされ、専門職の関与は全職員の取組に上乗せされる形で位置づけられています。

健康診断との関係 設備運営基準は、保育所の長が入所時の健康診断や少なくとも1年に2回の定期健康診断等を行うことを定めています(同基準12条・学校保健安全法に準じる)。指針は、その結果を記録し、保育と家庭での生活に生かすことに重点を置いている点が特徴です。

アレルギー疾患への対応 1(3)ウは、続けて「看護師や栄養士等が配置されている場合には、その専門性を生かした対応を図ること」としています。保護者との連携、医師の診断及び指示、関係機関との連携による体制構築、専門職の専門性の活用、という順に読むと構造がつかめます。

紛らわしい点 Aは「保護者と連携し」「関係機関と連携して」と指針どおりの語が並ぶため正しく見えますが、対応の根拠だけを「医師の診断及び指示」から「保護者の申出」に入れ替えています。Cは前半が正しく、後半で担い手を医療職に限定して誤りにしている肢です。

この問題の根拠
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出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの保健」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:保育所保育指針(平成29年厚生労働省告示第117号)第3章 1(2)イ、1(3)ウ・エ、3(1)ア条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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