保育士

保育士 教育原理 問6|戦後の教育課程

問題

保育士 | 教育原理 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

戦後の小学校の教育課程の基準(昭和22年の学習指導要領と昭和26年の改訂)に関する記述として、適切なものを一つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「教育原理」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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答え合わせ

正解は 2
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は2です。昭和22年春に文部省の編集した学習指導要領が配布され、新しい教育課程の基準となりました。小学校の教科は、国語、社会、算数、理科、音楽、図画工作、家庭、体育および自由研究とされ、従来の修身(公民)・日本歴史・地理の三科目がなくなって、社会・家庭・自由研究が新しく加えられました。自由研究は、昭和26年の改訂で発展的に解消され、教科以外の活動の時間に引き継がれました。

1 × 『学制百年史』は、自由研究を、児童の自発的活動を促すために、児童が各自の興味と能力に応じて行うものとして説明しています。「教師が定めた共通の課題に全員が取り組む」は、この趣旨と食い違います。

2 ○ 昭和22年の学習指導要領で、小学校の教科は国語、社会、算数、理科、音楽、図画工作、家庭、体育および自由研究と定められました。従来の修身(公民)、日本歴史、地理の三科目がなくなり、新しく社会、家庭、自由研究が教科として加えられています。

3 × 社会・家庭・自由研究が加えられたのは昭和22年の学習指導要領です。昭和26年の改訂は、その自由研究を発展的に解消した改訂で、年が入れ替わっています。

4 × 教科を四つの大きな経験領域によって編成し、時間数を領域ごとの比率で示すこととしたのは、昭和26年の改訂です。昭和22年の学習指導要領ではありません。

5 × 昭和26年の改訂で、自由研究は発展的に解消され、教科学習では達成されない目標に対する諸活動を包括して「教科以外の活動」の時間が設けられました。「新たな教科」ではありません。

以上から、適切なものは2です。

昭和22年の学習指導要領 『学制百年史』によると、昭和22年春、新学制の諸法令とほぼ時を同じくして、文部省の編集した学習指導要領一般編および各教科編が配布され、新しい教育課程の基準として重要な役割を果たすことになりました。

社会科の誕生 同書は、社会科の誕生をこの新教育課程の最も大きな特色としています。その目標は、児童が自分たちの社会に正しく適応できるように、またその中で望ましい人間関係を実現していけるようにすることでした。

家庭科 家庭科は、男子・女子ともに課すものとされ、望ましい家族関係の理解と、家族の一員としての責任の自覚をねらいとしていました。

自由研究から教科以外の活動へ 自由研究は、児童の自発的活動を促すために、児童が各自の興味と能力に応じて行うものとして設けられました。昭和26年の改訂では、自由研究は発展的に解消され、教科学習では達成されない目標に対する諸活動を包括して、教科以外の活動の時間が設けられました。

時間配当の示し方 昭和22年の学習指導要領では、各教科の時間配当は1年間に用いられる総時間数で示され、1年間最小限度35週の指導を要するものとした場合の標準時間数という意味をもっていました。週当たりの時間数で示していた国民学校令の時代と比べ、授業時数の運用にかなりの弾力性が認められることとなりました。昭和26年の改訂では、教科が四つの大きな経験領域によって編成されることになり、それぞれの領域に対してほぼ適切と考えられる時間を全体の時間に対する比率で示すとともに、1年間の総時数の基準が学年段階ごとに定められました。『学制百年史』は、その理由を、各教科に全国一律の一定した時間を定めることを改め、各学校がそれぞれの事情に応じてつりあいの取れた時間配当表をつくるためのめやすとして示したものと説明しています。

紛らわしい点 この論点は「昭和22年=社会・家庭・自由研究の新設」「昭和26年=自由研究の発展的解消と教科以外の活動、四つの経験領域、時間の比率表示」と、年ごとに整理すると取り違えを防げます。肢3・肢4は年を入れ替え、肢5は「教科以外の活動」を「教科」に入れ替えた記述です。

この問題の根拠文部科学省『学制百年史』(第二編 第一章 第二節「新学制の実施」のうち 初等教育の教育課程)
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「教育原理」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:文部科学省『学制百年史』(第二編 第一章 第二節「新学制の実施」のうち 初等教育の教育課程)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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この問題の関連トピック

  • 戦後の教育課程(昭和22年学習指導要領と昭和26年改訂

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