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保育士 教育原理 問7|新教育の思想家と実践

問題

保育士 | 教育原理 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次の【I群】の人物と、【II群】の記述を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 【I群】 A デューイ B キルパトリック C モンテッソーリ D シュタイナー 【II群】 ア シカゴ大学に実験学校を開き、『学校と社会』で、子どもの生活経験を中心に学校を組み立て直すことを説いた。 イ 子どもが自ら目的を立て、計画し、実行し、評価する一連の活動を学習の単位とする「プロジェクト・メソッド」を提唱した。 ウ ローマの「子どもの家」で、感覚を育てる教具と、子どもが自分で活動を選べる環境を用いた教育法を実践した。 エ 人智学と呼ばれる独自の人間観に基づき、ドイツのシュトゥットガルトに自由ヴァルドルフ学校を創設した。 オ 『児童の世紀』を著し、20世紀を子どもの世紀にしようと訴えた。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「教育原理」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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答え合わせ

正解は 3
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自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は3です。アメリカのデューイはシカゴ大学に実験学校を開き、『学校と社会』で子どもの経験を中心とする教育を説きました(ア)。その弟子のキルパトリックはプロジェクト・メソッドを提唱しました(イ)。イタリアのモンテッソーリはローマの「子どもの家」で感覚教具を用いた教育を行いました(ウ)。シュタイナーは人智学に基づき自由ヴァルドルフ学校を創設しました(エ)。オの『児童の世紀』はエレン・ケイの著作です。

A デューイ → ア デューイはシカゴ大学に附属の実験学校(「デューイ・スクール」とも呼ばれる)を開き、その実践をもとに『学校と社会』を著しました。教科書中心・教師中心の学校から、子どもの生活と経験を中心に据えた学校へ転換することを主張し、「なすことによって学ぶ」という考え方で知られます。

B キルパトリック → イ キルパトリックはデューイの考えを受け継ぎ、目的の設定・計画・実行・評価という子ども自身の目的ある活動を学習の単位とするプロジェクト・メソッドを提唱しました。

C モンテッソーリ → ウ イタリアの医師モンテッソーリは、ローマの「子どもの家」で、感覚教具と整えられた環境のもとで子どもが自ら活動を選ぶ教育法を実践しました。

D シュタイナー → エ シュタイナーは人智学に基づく教育を構想し、ドイツのシュトゥットガルトに自由ヴァルドルフ学校を開きました。

オ 『児童の世紀』はスウェーデンのエレン・ケイの著作で、I群のどの人物にも当たりません。

以上から、A ア・B イ・C ウ・D エの3が正しい組み合わせです。

新教育運動の流れ 19世紀末から20世紀前半にかけて、教師中心・教科書中心の旧来の教育を批判し、子どもの興味・活動・経験を中心に据える教育改革が欧米で広がりました。アメリカでは進歩主義教育、ヨーロッパでは新教育運動と呼ばれます。エレン・ケイの『児童の世紀』(1900年)は、こうした子ども中心の考え方を象徴する著作として位置づけられます。

デューイ デューイはプラグマティズムの哲学者でもあり、経験を通して考える力が育つと考えました。『学校と社会』では、学校を社会から切り離された場ではなく、子どもが共同して活動する小さな社会としてつくり直すことを説き、子どもを中心に教育の営みが回るべきだと主張しました。主著には『民主主義と教育』もあります。

キルパトリック プロジェクト・メソッドは、子どもが心から取り組みたいと思う目的をもった活動を出発点とし、教師はその過程を支えるという方法です。

モンテッソーリ モンテッソーリは子どもの「敏感期」を重視し、子どもの大きさに合わせた家具や日常生活の練習を取り入れた環境の中で、教師は子どもの自発的な活動を観察し援助する役割を担います。

シュタイナー シュタイナー教育(ヴァルドルフ教育)は、人智学に基づく人間観から教育を構想したものです。

紛らわしい点 ①プロジェクト・メソッドはデューイではなくキルパトリック、②「子どもの家」はモンテッソーリ、③『児童の世紀』はエレン・ケイ、と人物を取り違えないようにします。ドルトン・プランやイエナ・プランなどの学校改革プランも新教育運動の中で生まれたもので、別に人物と対応させて整理します。

この問題の根拠西洋教育史の通説(デューイ『学校と社会』と実験学校、キルパトリックのプロジェクト・メソッド、モンテッソーリの「子どもの家」、シュタイナーの自由ヴァルドルフ学校、エレン・ケイ『児童の世紀』)
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「教育原理」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:西洋教育史の通説(デューイ『学校と社会』と実験学校、キルパトリックのプロジェクト・メソッド、モンテッソーリの「子どもの家」、シュタイナーの自由ヴァルドルフ学校、エレン・ケイ『児童の世紀』)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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