問題
次の文は、20世紀前半に生まれた学校改革のプランについて述べたものである。( A )〜( D )にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 ・ドルトン・プランは、アメリカの( A )が提唱したもので、子どもは教師と取り決めた学習の課題(アサインメント)に基づき、教科ごとに設けられた( B )で、自分のペースで学習を進める。 ・ウィネトカ・プランは、アメリカのイリノイ州ウィネトカで( C )が導入したもので、読み・書き・計算などの共通の基礎的な教科は一人一人の進度に合わせて学び、創造的な活動や集団的な活動はみんなで行う。 ・イエナ・プランは、ドイツの( D )がイエナ大学の附属学校で始めたもので、異なる年齢の子どもで構成する集団を学校生活の単位とする。
【この問題について】
本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「教育原理」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。
※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
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答え合わせ
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
自信の3択
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解説
※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
正答は4です。ドルトン・プランはパーカーストが提唱し、子どもが教科ごとの「実験室(ラボラトリー)」で、自分のペースで課題に取り組む方法です。ウィネトカ・プランはウォッシュバーンが導入し、基礎的な教科は個別の進度で、創造的・集団的な活動は集団で行うという2本立ての方法です。イエナ・プランはペーターゼンが始め、異年齢の子どもの集団を学校生活の単位とします。
A パーカースト ドルトン・プランは、アメリカのパーカーストが提唱し、マサチューセッツ州ドルトンの学校で実践されたことからこの名で呼ばれます。子どもと教師が学習の課題について取り決め、子どもはその課題を自分の計画で進めます。
B 実験室 教科ごとに設けられた部屋は「実験室(ラボラトリー)」と呼ばれ、子どもはそこで教材や教師の助言を得ながら学習します。学年ごとの「学級」で一斉に授業を受けるという従来の形を改めた点が特徴で、「学級」は誤りです。
C ウォッシュバーン ウィネトカ・プランは、イリノイ州ウィネトカの教育長であったウォッシュバーンが導入しました。個別に進める共通基礎教科と、集団で行う創造的・社会的な活動とを組み合わせています。
D ペーターゼン イエナ・プランは、ドイツのペーターゼンがイエナ大学の附属学校で始めました。年齢別の学級に代えて、異なる年齢の子どもで構成される集団を基本の単位とします。
選択肢1・3・5は人物の配置が、2・5は「学級」が誤りです。以上から4が正しい組み合わせです。
共通する背景 これらのプランは、いずれも新教育運動の流れの中で、同じ年齢の子どもを同じ内容・同じ速さで一斉に教える学年制・学級制の画一性を改めようとしたものです。個人差に応じた学習(個別化)と、子ども同士の協同や社会性の育成をどう両立させるかについて、それぞれ異なる答えを示しています。
ドルトン・プラン 「自由」と「協同」を原理とし、子どもが学習課題(アサインメント)を自分で計画して進め、教科ごとの実験室で教師の助言を受けます。学習の進み具合は記録表で確認されます。
ウィネトカ・プラン 共通基礎教科は、目標を細かく区切って一人一人が自分の速さで進み、到達を確かめながら学ぶ個別学習として行います。一方、表現活動や話し合い、集団での作業などは学年や個人の進度にかかわらず集団で行います。個別学習と集団活動を一日の中で分けて組み立てた点が特徴です。
イエナ・プラン ペーターゼンは、学校を子どもたちが共に生きる「生活共同体」と捉えました。異年齢の集団の中で、会話・遊び・仕事(学習)・催しといった基本的な活動を組み合わせ、リズムのある学校生活を送ります。
紛らわしい点 提唱者と国の組み合わせ(パーカースト・ウォッシュバーンはアメリカ、ペーターゼンはドイツ)と、プランの名称がいずれも地名・学校のある場所に由来する点(ドルトン、ウィネトカ、イエナ)を押さえると、取り違えを防げます。キルパトリックのプロジェクト・メソッドも同じ時代の個別・活動中心の方法ですが、学校全体の組織を改めるプランとは別のものとして整理します。
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「教育原理」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:西洋教育史の通説(パーカーストのドルトン・プラン、ウォッシュバーンのウィネトカ・プラン、ペーターゼンのイエナ・プラン)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。
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