介護福祉士

介護福祉士 第36回 問題107介護過程

問題

介護福祉士 | 第36回(令和5年度) | 令和6年1月28日(日)実施・介護過程

介護過程の評価に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回介護福祉士国家試験(令和5年度)」問題107

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 4
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

答えは4「利用者の満足度を踏まえて評価する」です。

介護計画がうまくいっているかどうかを評価するときは、目標が達成できたかどうかだけでなく、利用者自身が「これでよかった」と感じているか(満足度)も大切な評価のものさしになります。

たとえるなら、結果の数字だけでなく、本人がどう感じているかも合わせて振り返るイメージです。

👉 覚え方:介護過程の評価=利用者の満足度も踏まえて行う。

ほかの選択肢:1生活状況が変化した場合は、あらかじめ決めた評価日を待たず、適宜評価を行うべき/2評価はサービス担当者会議だけで行うものではなく、日常的な観察・記録を通じても継続的に行う/3評価の中心は相談支援専門員ではなく、介護福祉職を含む多職種チームで行う/5評価基準は介護計画の実施「中」ではなく、計画を立てる段階であらかじめ設定しておく。

なぜこれが正解か

正解は4。介護過程における評価は、設定した目標の達成度だけでなく、利用者自身がその支援に対してどの程度満足しているか(主観的な満足度)を踏まえて行うことが重要である。

各選択肢の解説

  • 1 利用者の生活状況が大きく変化した場合には、あらかじめ介護計画で設定した評価日を待たず、その都度適宜評価を行い、必要に応じて計画を見直すことが望ましい。
  • 2 評価はサービス担当者会議のような公式な場だけでなく、日々のケアの中での観察・記録を通じて継続的に行われるべきものである。
  • 3 介護過程の評価は、相談支援専門員(障害福祉分野)や介護支援専門員(介護保険分野)だけが中心となって行うものではなく、介護福祉職を含む多職種が協働して行うものである。
  • 5 評価基準は、介護計画を実施している途中で設定するのではなく、計画を立案する段階であらかじめ明確に定めておく必要がある。

覚え方・ひっかけ注意

介護過程の評価に関する設問では、「決まった時期だけに評価する」「特定の専門職だけが評価する」「評価基準を後から決める」といった硬直的な選択肢は誤答になりやすい。「柔軟な評価時期」「多職種での評価」「利用者の主観的満足度」という視点が正解の軸となる。

理論的背景

介護過程は、アセスメント(情報収集・分析)→計画立案(目標設定・支援内容の決定)→実施→評価という循環的なプロセス(PDCAサイクル)で展開される。評価の段階では、目標の達成度(客観的な指標)に加え、利用者本人がその支援・生活に対してどの程度満足し、望む生活に近づいていると感じているか(主観的なQOL評価)を重視することが、利用者本位の介護過程の本質である。目標が数値上は達成されていても、利用者本人が満足していない場合は、支援内容や目標設定自体を見直す必要があり、逆に目標が完全には達成されていなくても、利用者が納得し前向きな変化を実感していれば、それも重要な評価の視点となる。評価基準は、計画立案時に「いつ、何を、どのように評価するか」を明確にしておくことで、客観的かつ一貫した評価が可能になる。

試験での位置づけ

介護過程の評価の視点は、介護過程領域の最頻出テーマの一つ。第36回 問106(初回面談)とあわせて、介護過程の一連のプロセス(アセスメント→計画→実施→評価)全体を体系的に理解しておくことが重要。

選択肢の発展補足

評価の際には、目標達成の有無だけでなく、その過程(プロセス)における利用者の反応や変化、支援内容の適切性等も振り返り、次の計画立案(再アセスメント)につなげることが、介護過程の質を継続的に高める上で重要である。

上位資格・発展

ケアマネジメント論の分野では、モニタリング(計画実施中の継続的な観察・確認)と評価(一定期間後の総括的な振り返り)の違い、評価指標の設計手法(アウトカム評価、プロセス評価)がより体系的に扱われる。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回介護福祉士国家試験(令和5年度)」問題107。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第36回介護福祉士国家試験(令和5年度)」の問題107です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。図は同センターのPDFから切り出したものです。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。介護保険制度・障害者総合支援法などは改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。

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