介護福祉士

介護福祉士 第36回 問題6人間関係とコミュニケーション

問題

介護福祉士 | 第36回(令和5年度) | 令和6年1月28日(日)実施・人間関係とコミュニケーション

次のうち,介護老人福祉施設における全体の指揮命令系統を把握するために必要なものとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回介護福祉士国家試験(令和5年度)」問題6

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 1
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

答えは1「組織図」です。

「誰が誰に指示を出すのか」という組織の上下関係・つながりを一目で確認できるのが組織図です。会社の相関図のようなものと考えるとイメージしやすいです。

たとえるなら、学校で「校長先生→教頭先生→担任の先生」という上下関係が一枚の図でわかるようなものです。

👉 覚え方:指揮命令系統=組織図で一目瞭然。

ほかの選択肢:2 勤務表はシフトの表で命令系統とは別/3 経営理念は施設の考え方/4 施設の歴史は沿革の記録/5 資格保有者数は職員の資格構成の数字。

なぜこれが正解か

正解は1。組織図は、施設内の役職・部署間の上下関係や指示・報告のライン(指揮命令系統)を視覚的に示した図であり、これを見ることで「誰が誰に指示を出し、誰が誰に報告するか」を把握できる。

各選択肢の解説

  • 2 勤務表は職員のシフト(勤務日・時間帯)を示すものであり、指揮命令系統を示すものではない。
  • 3 経営理念は施設が大切にする価値観・方向性を示すものであり、組織の構造とは異なる。
  • 4 施設の歴史は沿革の記録であり、現在の指揮命令系統の把握には直接関係しない。
  • 5 資格保有者数は職員の資格構成を示す統計データであり、指揮系統の把握には用いない。

覚え方・ひっかけ注意

「〇〇を把握するために必要なもの」という設問形式では、目的(今回は指揮命令系統の把握)に直接対応する資料を選ぶのが基本。関連はあるが目的が異なる資料(勤務表・経営理念等)に惑わされないこと。

組織図でわかること

組織図は、施設長を頂点として、部署や職種、役職の上下関係と、指示・報告の流れ(指揮命令系統)を示した図である。誰が誰に指示を出し、誰に報告・相談すればよいかが一目でわかるので、新しく配属された職員が最初に確認する資料の一つになる。

1が正しい理由

設問は「全体の指揮命令系統を把握するために必要なもの」を問うている。目的に直接対応する資料は組織図である。

他の選択肢が示すもの

  • 2 勤務表 職員の出勤日と時間帯(シフト)を示す。誰がその日にいるかはわかるが、指揮命令の関係はわからない。
  • 3 経営理念 施設の使命や価値観、目指す方向を示す。組織の構造とは別の事柄である。
  • 4 施設の歴史(沿革)は、過去の経緯を示すものである。
  • 5 資格保有者数は、職員の資格構成を示す統計であり、指揮系統を表さない。

ラインとスタッフ

組織には、指揮命令を受け持つライン部門と、専門的な助言をするスタッフ部門がある。命令は一人の上司から出るという「命令一元化の原則」を保つと、現場が混乱しにくい。介護施設では、施設長のもとに生活相談員、介護職員、看護職員、管理栄養士、機能訓練指導員などの多職種がいるため、報告・連絡・相談の相手を取り違えないことが重要である。

運営規程との関係

指定介護老人福祉施設は、運営規程を定めなければならない。そこには、施設の目的と運営の方針、従業者の職種・員数・職務の内容、入所定員などを記載する(指定介護老人福祉施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準第23条)。職務の分担は、組織図とあわせて確認する。

試験での位置づけ

組織図、勤務表、経営理念、運営規程、就業規則など、施設に備わる文書の役割の違いを問う設問は、基本事項の確認である。「何を知りたいのか」から使う資料を選ぶ。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回介護福祉士国家試験(令和5年度)」問題6。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第36回介護福祉士国家試験(令和5年度)」の問題6です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。図は同センターのPDFから切り出したものです。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。介護保険制度・障害者総合支援法などは改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。

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