介護福祉士

介護福祉士 第36回 問題60医療的ケア

問題

介護福祉士 | 第36回(令和5年度) | 令和6年1月28日(日)実施・医療的ケア

次のうち,呼吸器官の部位の説明に関する記述として,正しいものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回介護福祉士国家試験(令和5年度)」問題60

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 4
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

答えは4「気管は空気の通り道である」です。

のど(咽頭)の奥から声帯のあるところ(喉頭)を通って、肺までつながる管が「気管」で、これは空気だけが通る専用の道です。

たとえるなら、家の中で「人が通る廊下」と「ゴミを流すダストシュート」が別々になっているように、体の中も空気の通り道(気管)と食べ物の通り道(食道)はちゃんと分かれています。

👉 覚え方:「気管」の「気」は空気の「気」。空気専用の道です。

ほかの選択肢:1 鼻腔には上葉・中葉・下葉はなく、それは肺の構造/2 咽頭は左右に分かれていない(左右に分岐するのは気管支)/3 喉頭は空気の通り道(食べ物の通り道は食道)/5 肺は腹腔ではなく胸腔内にある。

なぜこれが正解か

正解は4。気管は喉頭から左右の気管支に分かれるまでの空気の通り道であり、軟骨に支えられた筒状の管で、内側は線毛上皮で覆われている。

各選択肢の解説

  • 1 上葉・中葉・下葉は肺の区分であり、鼻腔の構造ではない。
  • 2 左右に分岐しているのは気管(気管支への分岐)であり、咽頭ではない。
  • 3 喉頭は空気の通り道であり、食べ物の通り道は食道である。
  • 5 肺は横隔膜より上、胸腔内に左右一対で存在する(腹腔ではない)。

覚え方・ひっかけ注意

「咽頭・喉頭・気管・食道」の位置と役割の混同が頻出ひっかけ。喉頭には気管と食道の分岐点があり、嚥下時に喉頭蓋がふたをして誤嚥を防ぐ仕組みとセットで整理すると得点源になる。

気道の構造を整理する

呼吸器は、上気道(鼻腔・咽頭・喉頭)と下気道(気管・気管支・肺)に分けて整理する。空気は鼻腔から咽頭、喉頭、気管、左右の気管支を通って肺に入る。

4が正しく、他が誤りである理由

  • 1 上葉・中葉・下葉は肺の区分である。右肺は3葉、左肺は2葉に分かれる。鼻腔の構造ではない。
  • 2 左右に分かれるのは気管で、分岐部から先が左右の主気管支になる。咽頭が分岐するわけではない。
  • 3 咽頭は空気と食べ物の共通の通り道だが、喉頭は気道の一部である。食べ物の通り道は咽頭から食道へ続く経路で、嚥下のとき喉頭蓋が喉頭の入口をふさいで誤嚥を防ぐ。
  • 5 肺は胸腔内にあり、横隔膜で腹腔と隔てられている。

気管の特徴

気管は馬蹄形の気管軟骨で内腔を保ち、後壁は軟骨のない膜様部で、背側の食道と接している。内面は線毛をもつ粘膜で覆われ、異物や痰を喉の方向へ運ぶ。気管切開をした利用者の気管カニューレは、この気管に留置される。

吸引と解剖の関係

右の主気管支は左より太く短く、傾きも急なので、誤嚥物が入りやすいとされる。この解剖が、痰の貯留しやすい側が右になりやすい理由の一つである。喀痰吸引は、口腔内・鼻腔内の吸引と気管カニューレ内部の吸引に限られる(社会福祉士及び介護福祉士法施行規則第1条)。口腔内・鼻腔内の吸引でチューブを入れてよい深さには限度があり、研修で教わる範囲と医師の指示に従う。解剖の位置関係は、吸引チューブをどこまで入れてよいかの判断の土台になる。

試験での位置づけ

咽頭・喉頭・気管・食道の「どれが空気で、どれが食べ物か」を入れ替える選択肢が定番である。表にして、機能と位置をセットで覚えておくと崩れにくい。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回介護福祉士国家試験(令和5年度)」問題60。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第36回介護福祉士国家試験(令和5年度)」の問題60です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。図は同センターのPDFから切り出したものです。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。介護保険制度・障害者総合支援法などは改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。

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