介護福祉士

介護福祉士 第37回 問題27こころとからだのしくみ

問題

介護福祉士 | 第37回(令和6年度) | 令和7年1月26日(日)実施・こころとからだのしくみ

次の記述のうち,レム睡眠に関するものとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題27

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 1
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

答えは1「記憶を整理し,定着させる」です。

レム睡眠は「体は眠っているけど脳は活発に働いている」眠りで、この時間に脳は1日の記憶を整理して、しっかり覚えておくべきことを定着させています。

たとえるなら、寝ている間に脳の中で「今日の出来事の整理整頓」をしているイメージです。

👉 覚え方:レム睡眠=記憶の整理・定着タイム。

ほかの選択肢:2脳を休息させる・3入眠初期に出現する・4成長ホルモンの分泌を促す・5深い眠りの状態、はいずれもレム睡眠ではなくノンレム睡眠(特に深いノンレム睡眠)の特徴。

なぜこれが正解か

正解は1。レム睡眠(急速眼球運動を伴う睡眠)は、脳が比較的活発に活動している浅い眠りの状態で、この時間帯に記憶の整理・定着(特に手続き記憶や情動記憶)が行われるとされる。

各選択肢の解説

  • 2 脳を休息させる働きが強いのはノンレム睡眠(特に深いステージ)であり、レム睡眠中は脳波上むしろ覚醒に近い活動がみられる。
  • 3 睡眠の入眠初期に出現するのはノンレム睡眠であり、レム睡眠は入眠後しばらくしてから周期的に出現する。
  • 4 成長ホルモンの分泌が促進されるのは、入眠初期の深いノンレム睡眠の時間帯である。
  • 5 「深い眠りの状態」という表現はノンレム睡眠(特に徐波睡眠)の特徴であり、レム睡眠は身体が休息していても脳は活動的な「体は眠り脳は覚醒に近い」状態である。

覚え方・ひっかけ注意

「ノンレム睡眠=脳の休息、深い眠り、成長ホルモン分泌、入眠初期に多い」「レム睡眠=記憶の整理定着、夢を見やすい、脳は活動的、眼球が動く」という対比軸で明確に区別して覚える。

理論的背景

睡眠はレム睡眠(Rapid Eye Movement睡眠)とノンレム睡眠(Non-REM睡眠、深さによりステージ1〜3等に分類)が約90分周期で交互に出現する構造を持つ。入眠直後はノンレム睡眠が深く出現し(成長ホルモンの分泌のピーク)、明け方に近づくにつれてレム睡眠の割合が増加する。レム睡眠中は骨格筋の緊張が著しく低下する(筋アトニア)一方、脳波は覚醒時に近い活動を示し、夢を見ることが多いのもこの時間帯である。記憶の固定化(特に運動学習や感情を伴う記憶)にレム睡眠が関与するという研究知見が蓄積されている。

試験での位置づけ

レム睡眠とノンレム睡眠の役割の違いは、こころとからだのしくみ領域の頻出テーマ。本回の37-28(レム睡眠行動障害と周期性四肢運動障害の鑑別)とあわせて、睡眠の構造と関連する睡眠障害を体系的に理解しておくことが得点力向上につながる。

選択肢の発展補足

レム睡眠行動障害は、本来筋緊張が低下するはずのレム睡眠中に、夢の内容に応じた異常な体動・発声が生じる疾患で、パーキンソン病等の神経変性疾患の前駆症状として近年注目されている(第37回 問28の選択肢2に該当)。加齢に伴いレム睡眠・深いノンレム睡眠の割合が減少し、睡眠が浅くなりやすい傾向がある点も関連知識として押さえておく。

上位資格・発展

睡眠医学の分野では、睡眠ポリグラフ検査(PSG)による睡眠段階の判定基準や、記憶固定化におけるレム睡眠の神経生理学的メカニズムがより専門的に扱われる。介護福祉士としては、加齢による睡眠構造の変化を理解し、夜間の睡眠環境調整に活かす視点が実践的に重要である。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題27。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」の問題27です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。図は同センターのPDFから切り出したものです。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。介護保険制度・障害者総合支援法などは改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。

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