介護福祉士

介護福祉士 第37回 問題31発達と老化の理解

問題

介護福祉士 | 第37回(令和6年度) | 令和7年1月26日(日)実施・発達と老化の理解

次の記述のうち,子どもの標準的な成長として,適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題31

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 2
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

答えは2「生後9か月から1歳ごろに,指をさして自分の関心や欲求を他者に伝えられるようになる」です。

赤ちゃんは、生後9か月から1歳くらいになると、「あれ!」と指をさして自分の興味を大人に伝えられるようになります(指差し行動)。

たとえるなら、まだ言葉がしゃべれなくても、指で「あっち見て!」と気持ちを伝えられるようになる、赤ちゃんの大事な成長のステップです。

👉 覚え方:指差し行動=生後9か月〜1歳ごろの成長のサイン。

ほかの選択肢:1ハイハイは1歳半〜2歳ではなくもっと早く(生後8〜10か月ごろ)にできるようになる/3語彙爆発は5歳を過ぎてからではなく1歳半〜2歳ごろに生じる/4人見知りは2歳を過ぎてからではなく生後6〜8か月ごろに生じる/5イヤイヤ期は第二反抗期ではなく第一反抗期(2〜3歳ごろ)に生じる。

なぜこれが正解か

正解は2。生後9か月から1歳ごろには、自分が興味を持ったものを指で示し、大人に注意を向けさせる「指差し行動」(共同注意の一形態)がみられるようになり、これは言葉の獲得に先立つ重要なコミュニケーションの発達段階である。

各選択肢の解説

  • 1 ハイハイ(四つ這い移動)ができるようになるのは、標準的には生後8〜10か月ごろであり、「1歳半から2歳ごろ」は実際より遅い時期。
  • 3 語彙爆発(使える言葉が急激に増える現象)は、標準的には1歳半〜2歳ごろに生じるとされ、「5歳を過ぎたころ」は実際より大幅に遅い。
  • 4 人見知りは、標準的には生後6〜8か月ごろから始まる(人の顔の区別ができるようになることに関連)とされ、「2歳を過ぎたころ」は実際より遅い。
  • 5 かんしゃくを伴うイヤイヤ行動は、2〜3歳ごろに生じる第一反抗期の特徴であり、「第二反抗期」(思春期に生じる、親からの心理的自立を求める反抗)とは時期・性質が異なる。

覚え方・ひっかけ注意

子どもの発達の目安となる時期(ハイハイ、人見知り、指差し、語彙爆発、第一反抗期・第二反抗期)は、それぞれ実際より遅い年齢に設定するひっかけが頻出。標準的な発達段階のおおよその月齢・年齢を正確に押さえておく。

理論的背景

乳幼児の発達には一定の順序性と個人差の幅があるが、標準的な目安として、生後6〜8か月ごろに人見知り(愛着対象と見知らぬ人を区別する認知発達の表れ)、生後9か月〜1歳ごろに指差し行動(三項関係:自分・他者・対象物を結びつける共同注意の発達)、1歳半〜2歳ごろに語彙爆発(急激な語彙数の増加)と第一反抗期(自我の芽生えに伴う自己主張)がみられるとされる。指差し行動は、言語発達の基盤となる「他者と対象を共有する」能力の表れとして発達心理学上重要視され、自閉症スペクトラム障害では指差し行動の出現が遅れる・みられないことが早期発見の手がかりの一つとされることもある。

試験での位置づけ

乳幼児期の標準的な発達の目安(月齢・年齢ごとの発達課題)は発達と老化の理解領域の頻出テーマ。第36回 問32(自閉症スペクトラム障害の事例)とも関連し、定型発達の目安を理解することが発達障害の特性理解の土台にもなる。

選択肢の発展補足

第一反抗期(イヤイヤ期、2〜3歳ごろ)は自我の芽生えの表れであり、自己主張と自己制御のバランスを学ぶ発達上重要な時期とされる。これに対し第二反抗期(思春期、12〜18歳ごろ)は、親からの心理的自立(アイデンティティの確立)を求める過程で生じるとされ、両者は生じる年齢・心理的意味が明確に異なる。

上位資格・発展

保育士・臨床発達心理士の専門領域では、発達検査(新版K式発達検査等)による各領域(運動、社会性、言語)の発達の評価基準がより詳細に扱われる。介護福祉士としては、障害児支援や家族支援の理解の基礎として、定型発達の大まかな目安を押さえておくことが実務上有用である。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題31。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」の問題31です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。図は同センターのPDFから切り出したものです。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。介護保険制度・障害者総合支援法などは改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。

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