介護福祉士

介護福祉士 第37回 問題81生活支援技術

問題

介護福祉士 | 第37回(令和6年度) | 令和7年1月26日(日)実施・生活支援技術

次の記述のうち,介護の現場において,レクリエーション活動で実施するアイスブレーキングの効果として,最も適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題81

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 1
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

答えは1「参加者の緊張感を軽減することができる」です。

アイスブレーキングとは、初対面同士や緊張しがちな場面で、その場の雰囲気を和ませ、参加者同士の緊張をほぐすための活動です。

たとえるなら、氷(アイス)のように固くなった空気を、ちょっとしたゲームや会話で溶かしてあげる(ブレイク)イメージです。

👉 覚え方:アイスブレーキング=緊張をほぐす(氷を溶かす)活動。

ほかの選択肢:2毎回固定した内容にすることはアイスブレーキングの目的ではない(むしろ状況に応じて変化させることもある)/3介護福祉職の負担軽減は目的ではなく、参加者への効果を意図した活動である/4利用者の参加を義務づけることは、あくまで自発的な参加を促す本来の趣旨に反する/5勝敗を楽しむことは競技的なレクリエーションの要素であり、アイスブレーキングの本質的な効果ではない。

なぜこれが正解か

正解は1。アイスブレーキングは、初対面の人同士や、緊張しやすい場面(新しい活動の開始時等)において、簡単なゲームや自己紹介、身体を動かす活動等を通じて、参加者同士の心理的な緊張を和らげ、その後の活動への参加をスムーズにすることを目的とした手法である。

各選択肢の解説

  • 2 アイスブレーキングは、毎回同じ内容を固定的に実施することを目的とするものではなく、参加者の状況や場面に応じて柔軟に内容を選ぶことが望ましい。
  • 3 アイスブレーキングは参加者(利用者)の心理的な緊張緩和を目的とするものであり、介護福祉職自身の業務負担の軽減を目的とするものではない。
  • 4 アイスブレーキングは、参加者が自発的に活動に参加しやすくなるよう促すものであり、参加を「義務づける」こととは趣旨が異なる。
  • 5 勝敗を楽しむ活動は、競技性のあるレクリエーションの要素であり、緊張緩和・関係づくりを主目的とするアイスブレーキングの本質的な効果とは異なる。

覚え方・ひっかけ注意

アイスブレーキングの目的は「緊張緩和」の一点に集約される。義務化、固定化、勝敗、介護者側の負担軽減といった要素は、いずれもアイスブレーキングの本質とは異なる方向の選択肢として排除する。

理論的背景

アイスブレーキング(アイスブレイク)は、グループワークや研修、レクリエーション活動の冒頭で実施される導入技法で、参加者同士の心理的な距離を縮め、その後の活動に主体的・積極的に参加しやすい雰囲気(心理的安全性)を作ることを目的とする。簡単な自己紹介ゲーム、身体を軽く動かす体操、簡単なクイズ等、負担が少なく誰もが気軽に参加できる内容が選ばれることが多い。介護現場でのレクリエーション活動においては、初めて顔を合わせる利用者同士や、新しい活動プログラムを始める際に、アイスブレーキングを取り入れることで、参加者の不安・緊張を和らげ、その後の活動(第36回 問80のレクリエーション活動等)への主体的な参加を促す効果が期待される。

試験での位置づけ

アイスブレーキングの目的・効果は、生活支援技術領域(レクリエーション活動)の頻出テーマ。第36回 問80(レクリエーション活動の適切な実施方法)とあわせて、レクリエーション活動全体の企画・実施における配慮点を体系的に理解しておくことが重要。

選択肢の発展補足

アイスブレーキングの具体例としては、簡単な自己紹介(好きな食べ物を一言添える等)、じゃんけん、簡単な体操、なぞなぞ等があり、身体機能や認知機能の状態に応じて、無理なく楽しめる内容を選定することが重要である。

上位資格・発展

グループワーク・集団療法の専門領域では、アイスブレーキングの技法体系(ウォーミングアップ技法)や、グループダイナミクス(集団の心理的相互作用)の理解に基づく活動設計がより専門的に扱われる。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」問題81。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第37回介護福祉士国家試験(令和6年度)」の問題81です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。図は同センターのPDFから切り出したものです。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。介護保険制度・障害者総合支援法などは改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。