社会福祉士

社会福祉士 第36回 問題15社会理論と社会システム

問題

社会福祉士 | 第36回(令和5年度) | 令和6年2月4日(日)実施・社会理論と社会システム

持続可能な開発目標(SDGs)に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回社会福祉士国家試験(令和5年度)」問題15

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 3
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

正解は 3 です。

SDGs(持続可能な開発目標)は、国連で採択された、世界共通の17の目標です。「貧困をなくそう」「気候変動に具体的な対策を」などが含まれ、貧困に終止符を打つことと気候変動への対策の両方が、目標として掲げられています。

たとえるなら、世界中の国が2030年までに一緒に取り組む「宿題リスト」で、「誰一人取り残さない」ことを大切にしています。

覚え方:SDGs=2015年に国連サミットで採択、2030年までの17目標。貧困・飢餓・健康・教育・ジェンダー・環境・平和など幅広い領域。

正解は 3 です。

SDGsは、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた、2030年までの国際目標です。17の目標と169のターゲットで構成され、経済・社会・環境の3側面を統合的に扱い、「誰一人取り残さない」ことを理念としています。

  • 1 誤り。行政評価のための指標として1989年にアメリカで策定されたというのは、アメリカのオレゴン州で策定された行政評価の取組(オレゴン・ベンチマークス)の説明で、SDGsではありません。SDGsは国連で採択された国際目標です。
  • 2 誤り。生活の八つの活動領域で構成された指標は、日本の旧経済企画庁が開発した新国民生活指標(豊かさ指標)などの説明で、SDGsとは別です。
  • 3 正しい。目標1は貧困をあらゆる形態で終わらせること、目標13は気候変動に具体的な対策をとることで、SDGsに含まれます。
  • 4 誤り。SDGsは2015年に採択された目標なので、「1995年より毎年各国の指数が公表されている」という記述は、時期の点からもSDGsに当てはまりません。
  • 5 誤り。貨幣換算した共通の尺度で一律に測るものではなく、目標・ターゲットごとに多様な指標が用いられます。

SDGsの位置づけ

SDGsは、2015年の国連サミットで全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核で、先進国を含むすべての国が取り組む普遍的な目標です。前身の「ミレニアム開発目標(MDGs)」が主に途上国の課題を対象にしたのに対し、SDGsは先進国の課題(格差、気候変動、持続可能な生産と消費など)も含みます。17の目標、169のターゲットがあり、経済・社会・環境の三側面の統合、「誰一人取り残さない」、各国の自主的な取組みを基本としています。法的拘束力はありません。

本問で問われた目標

目標1「貧困をなくそう」(あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる)、目標13「気候変動に具体的な対策を」は、17目標の一部です。ソーシャルワーク分野では、目標1(貧困)、目標3(保健)、目標4(教育)、目標5(ジェンダー平等)、目標10(不平等の是正)、目標16(平和と公正)などが特に関連します。

誤りの肢の論点

1はオレゴン州の行政評価の取組(オレゴン・ベンチマークス)、2は旧経済企画庁の新国民生活指標(豊かさ指標)の説明で、4は2015年採択のSDGsとは時期が合わない、別の指数の説明です。いずれもSDGsとは別の枠組みを混同させる選択肢です。選択肢の記述(「何年に」「どこで」「いくつの活動領域」「毎年の指数」)が、SDGsの基本事項(国連・2015年・17目標)と一致するかを確認します。5は、SDGsの指標が、経済的価値に換算する単一の尺度ではなく、目標ごとに異なる多様な指標群である点を確認します。国連が定める指標のほか、各国が自国の状況に応じた指標を設定します。

日本の取組み

日本では、内閣に設置された推進本部がSDGs実施指針を定め、国内の取組みを進めています。地域づくりや福祉の分野でも、地域共生社会の実現や包括的な支援体制づくりが、SDGsの理念に通じるものとして整理されることがあります。

試験での押さえ方

SDGsは「2015年採択・2030年まで・17目標・169ターゲット」、理念は「誰一人取り残さない」、MDGsとの違いは「先進国を含む普遍性」です。選択肢で年・数が出てきたら、基本数値との照合で誤りを見抜けます。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回社会福祉士国家試験(令和5年度)」問題15。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第36回社会福祉士国家試験(令和5年度)」の問題15です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。社会福祉に関する法令・制度は改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。