社会福祉士

社会福祉士 第36回 問題18社会理論と社会システム

問題

社会福祉士 | 第36回(令和5年度) | 令和6年2月4日(日)実施・社会理論と社会システム

「第16 回出生動向基本調査結果の概要(2022 年(令和4 年))」(国立社会保障・人口問題研究所)に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回社会福祉士国家試験(令和5年度)」問題18

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 4
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

正解は 4 です。

国立社会保障・人口問題研究所が行う「出生動向基本調査」の第16回では、未婚男性が将来のパートナーに望む生き方として、「結婚し、子どもをもつが、仕事も続ける」という「両立コース」が、最も多く選ばれました。男女とも、仕事と子育ての両立を望む人が最も多くなっています。

たとえるなら、「結婚しても子育てしても、仕事は続けてほしい」と望む男性が増えているということです。

覚え方:近年の傾向は「結婚の意思はやや低下」「子どもを持つべきとの考えは低下」「妻の就業継続率は上昇」。

正解は 4 です。

第16回出生動向基本調査は、国立社会保障・人口問題研究所が実施した全国調査で、結果は2022年に公表されました(調査自体は2021年に実施)。

  • 1 誤り。「いずれ結婚するつもり」と答えた未婚者の割合は、男女とも前回(2015年)より低下しました。過去最高ではありません。
  • 2 誤り。第1子出産前後の妻の就業継続率は、前回より上昇し、2015〜2019年に第1子を出産した妻では約7割に達しました。低下ではありません。
  • 3 誤り。「結婚したら子どもを持つべき」という考えに賛成する未婚者の割合は、前回より大きく低下しました。
  • 4 正しい。未婚男性がパートナーに望むライフコースとして、「両立コース」が最も多く選ばれ、男女ともに初めて最多になりました。
  • 5 誤り。結婚持続期間15〜19年の夫婦の平均出生子ども数(完結出生児数)は、前回より低下しました。上昇ではありません。

調査の位置づけ

出生動向基本調査は、国立社会保障・人口問題研究所が、結婚、出産、家族に関する意識や実態を明らかにするため、おおむね5年ごとに実施する全国標本調査です。夫婦調査と独身者調査からなり、少子化対策や家族政策の基礎資料に使われます。第16回は2021年に実施され、結果が2022年に公表されたため、問題文の「2022年(令和4年)」は公表時期にあたります。

主な結果の傾向(前回2015年との比較)

  • 結婚意思:未婚者のうち「いずれ結婚するつもり」と答えた割合は、男女とも低下。
  • 結婚・出産に関する意識:「結婚したら子どもを持つべき」「女らしさ・男らしさは必要」への賛成が大きく低下。
  • 就業:第1子出産前後の妻の就業継続率が上昇し、5割台から約7割へ。
  • ライフコースの希望:男女とも、「仕事と子育ての両立」が初めて最多になりました。
  • 完結出生児数:結婚持続期間15〜19年の夫婦の平均出生子ども数が低下。

誤りの肢の論点

1〜3と5は、いずれも「上昇・過去最高」とする選択肢ですが、実際は低下の方向です。4が正解になるのは、理想とするライフコースの変化が、社会の価値観の変化を端的に示すためです。統計問題では、数値そのものを覚えるよりも、「上がったか下がったか」という方向と、その背景の傾向を押さえるのが有効です。

学習の進め方

社会福祉士試験では、国勢調査、人口動態統計、国民生活基礎調査、出生動向基本調査など、少子高齢化に関する統計が繰り返し出題されます。それぞれの調査の実施主体、周期、主な指標を整理し、最新の調査では方向性の変化(晩婚化・未婚化・少子化・共働きの増加)を押さえます。出題当時は2021年調査が最新でしたが、新しい調査が公表されたときは、最新の数値と傾向に更新して確認します。

福祉との関連

両立コースを望む人が増えるなか、保育サービスや育児休業、働き方の見直しなどの両立支援の整備が、子育て支援の重要課題です。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回社会福祉士国家試験(令和5年度)」問題18。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第36回社会福祉士国家試験(令和5年度)」の問題18です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。社会福祉に関する法令・制度は改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

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