社会福祉士

社会福祉士 第36回 問題87社会調査の基礎

問題

社会福祉士 | 第36回(令和5年度) | 令和6年2月4日(日)実施・社会調査の基礎

次のうち,質問への回答を他計式で記入する社会調査として,適切なものを2 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回社会福祉士国家試験(令和5年度)」問題87

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

※この問題は2つ選ぶ形式です。2つとも選ぶと答え合わせになり、正答の全部を選んだときだけ正解として扱います。

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答え合わせ

正解は 3・5
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

正解は 3 と 5 です。

社会調査の回答の書き方には、回答者が自分で記入する「自計式」と、調査員などが聞き取って記入する「他計式」があります。個別面接調査は調査員が質問して答えを記入し、オペレーターによる電話調査も、オペレーターが回答を聞き取って記入するため、どちらも他計式です。

たとえるなら、「自分で書く」のが自計式、「相手が書いてくれる」のが他計式です。

覚え方:自計式=郵送・留置・集合(自分で書く)。他計式=面接・電話(聞き手が書く)。

正解は 3 と 5 です。

質問への回答の記入方法による分類では、回答者本人が記入する方法を自計式、調査員(面接者)が回答を聞いて記入する方法を他計式といいます。

  • 1 誤り。郵送調査は、調査票を郵送し、回答者が自分で記入して返送するので、自計式です。
  • 2 誤り。留置調査は、調査票を回答者に預けて、後日回収するもので、回答者が記入するので、自計式です。
  • 3 正しい。個別面接調査は、調査員が回答者に質問し、回答を記入するので、他計式です。
  • 4 誤り。集合調査は、集まった人に調査票を配布して、その場で自分で記入してもらうので、自計式です。
  • 5 正しい。オペレーターによる電話調査は、オペレーターが質問し、回答を聞いて記入するので、他計式です。

調査員の関与の有無ではなく、「誰が回答を記入するか」で自計式か他計式かが決まります。郵送・留置・集合は自計式、個別面接・電話は他計式、と整理しておくと迷いません。

自計式と他計式

回答を誰が記入するかによる分類です。

  • 自計式:回答者本人が調査票に記入する。郵送調査、留置調査、集合調査、インターネット調査などが当てはまる。調査員の影響を受けにくく、プライバシーに関わる質問にも答えやすい。一方、質問の意味を誤解したまま回答するおそれや、回答漏れ、本人以外が回答するおそれがある。
  • 他計式:調査員が質問し、回答を聞いて記入する。個別面接調査、電話調査が当てはまる。質問の意図を確認でき、回答漏れが少なく、識字の問題があっても実施できる。一方、調査員の態度や言い方が回答に影響する(調査員効果)、費用と時間がかかる、センシティブな質問には答えにくいといった特徴がある。

調査方法の整理

| 調査法 | 記入 | 特徴 |

| --- | --- | --- |

| 郵送調査 | 自計式 | 費用が安く広域に実施可能。回収率が低くなりやすい |

| 留置調査 | 自計式 | 調査員が配布・回収するため、郵送よりも回収率が高い |

| 集合調査 | 自計式 | 学校や会場など、集団に一斉に実施。回収率が高い |

| 個別面接調査 | 他計式 | 対象者本人の確認、質問の説明ができる。費用と時間がかかる |

| 電話調査 | 他計式 | 迅速に実施できる。複雑な質問や長い質問には向かない |

誤りの肢の論点

2の留置調査は、調査員が関わるものの、記入は回答者本人が行うため、自計式です。調査員が関与するかどうかではなく、記入者が誰かで判断します。4の集合調査は、調査者が会場にいますが、回答者は自分で調査票に記入します。1の郵送調査は、調査員が回答者に会わないので、他計式と誤解しがちですが、自計式です。

関連する論点

近年は、インターネット調査(自計式)の利用が増えていますが、回答者が偏ることや、本人確認の難しさがあります。調査方法の選択では、調査の目的、対象者の特性、費用、期間、質問内容の機微さなどを考慮し、複数の方法を組み合わせることもあります。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第36回社会福祉士国家試験(令和5年度)」問題87。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第36回社会福祉士国家試験(令和5年度)」の問題87です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。社会福祉に関する法令・制度は改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。