社会福祉士

社会福祉士 第38回 問題5医学概論

問題

社会福祉士 | 第38回(令和7年度) | 令和8年2月1日(日)実施・医学概論

疾病の予防に関する次の組み合わせとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第38回社会福祉士国家試験(令和7年度)」問題5

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 4
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

正解は 4 です。

予防接種は、病気にかかる前に防ぐ取り組みなので、一次予防です。

予防には3段階あります。一次予防は病気にならないための健康づくりや予防接種、二次予防は早期発見・早期治療(健診・検診)、三次予防は病気になってからの再発や悪化の予防、リハビリテーションです。

たとえるなら、火事を出さない(一次)、小さいうちに見つけて消す(二次)、被害を広げず立て直す(三次)です。

👉 覚え方:一次=発症予防、二次=早期発見・早期治療、三次=重症化予防・社会復帰。

予防の段階は、「いつの時点の予防か」を考えると整理できます。

正解は 4 です。

疾病の予防は、段階によって一次予防・二次予防・三次予防に分けられます。

1 誤り。がん検診は、病気を早期に見つけるための検診で、二次予防。

2 誤り。減塩指導は、高血圧などを予防する健康教育にあたり、一次予防。

3 誤り。早期治療は、早期発見とあわせて、二次予防。三次予防ではない。

4 正しい。予防接種は、感染症にかからないための取り組みで、一次予防。

5 誤り。リハビリテーションは、病気による機能障害の回復や、再発・悪化の防止、社会復帰のための取り組みで、三次予防。

具体例も覚えておく。一次予防は、健康教育、予防接種、禁煙指導、栄養改善など。二次予防は、各種検診、早期発見・早期治療。三次予防は、リハビリテーションや再発予防。迷ったときは、「病気になる前か、早期か、なった後か」で考える。

具体例では、一次は予防接種・健康教育、二次は検診・早期治療、三次はリハビリテーション・再発予防である。

がん検診で異常が見つかった後の精密検査と早期治療は二次予防、治療後の再発予防や社会復帰の支援は三次予防にあたる。

正解は 4 です。

【予防の3段階】

・一次予防:病気にならないようにする。健康増進(栄養、運動、休養、禁煙など)と、特異的予防(予防接種、事故防止、環境整備など)に分けられる。

・二次予防:病気を早期に発見し、早期に治療して、重症化を防ぐ。健康診断、がん検診、人間ドックなど。

・三次予防:病気になった後の、再発や悪化の防止、機能の維持・回復、社会復帰の支援。リハビリテーション、再発予防の教育など。

【各選択肢の掘り下げ】

1 がん検診は、症状のない人を対象に、がんを早期に見つけ、治療につなげる手段で、二次予防です。がんの発生そのものを防ぐ禁煙指導などは、一次予防です。

2 減塩指導は、高血圧や循環器疾患の発症を防ぐ生活習慣の改善を促すもので、一次予防(健康増進)にあたります。すでに高血圧の人が悪化を防ぐ目的で行う場合は、三次予防的な意味合いも含みますが、通常の保健指導として一次予防の例とされます。

3 早期治療は、早期発見・早期治療のセットで二次予防です。病気が進行した後の対応は、三次予防に近づきます。

5 リハビリテーションは、病気やけがの後遺症からの回復と社会復帰を支援するため、三次予防の代表例です。

4 予防接種は、特定の感染症の発症を防ぐ特異的予防で、一次予防の代表的な取り組みです。

【関連する論点】生活習慣病対策の特定健康診査・特定保健指導は、メタボリックシンドロームに着目した、一次〜二次予防の取り組みです。また、公衆衛生の分野では、ポピュレーションアプローチ(集団全体への働きかけ)とハイリスクアプローチ(リスクの高い人への働きかけ)の違いも問われます。予防の段階と、具体例を対応させておくと、組み合わせ問題に強くなります。

【補足】予防の段階を問う問題では、同じ取り組みでも、目的により、分類が変わる場合があります。たとえば、高血圧の人への減塩指導は、重症化予防(二次〜三次)の意味合いもあります。ただし、国家試験では、教科書的な典型例(検診=二次、予防接種=一次、リハビリ=三次)で出題される傾向があるため、典型例を優先して覚えましょう。また、健康増進(一次予防)は、ヘルスプロモーション(オタワ憲章)の考え方とも結びつき、個人の努力だけでなく、環境づくりを含む点が特徴です。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第38回社会福祉士国家試験(令和7年度)」問題5。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第38回社会福祉士国家試験(令和7年度)」の問題5です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。社会福祉に関する法令・制度は改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

執筆・運営:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報)・編集方針。