社会福祉士

社会福祉士 第38回 問題9心理学と心理的支援

問題

社会福祉士 | 第38回(令和7年度) | 令和8年2月1日(日)実施・心理学と心理的支援

次の記述のうち,1 歳頃の子どもにおける一般的な言語発達の状況として,最も適切なものを1 つ選びなさい。

【出典】公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第38回社会福祉士国家試験(令和7年度)」問題9

※問題文は同センター公表のものを改変せずに掲載しています。

※解説・補足は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※本問は出題当時の法令・制度に基づいています。

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答え合わせ

正解は 3
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。

※出題当時の法令・制度に基づく問題です。現在の制度と異なる場合があります。

正解は 3 です。

1歳ごろになると、「ママ」「マンマ」など、意味をもった言葉を1つ話せるようになります(初語)。一語で、文のような意味を伝えることもあります。

たとえるなら、言葉の発達は、声を出す→音を重ねる→一語→二語→文、と階段を上るように進みます。

👉 覚え方:クーイング(2か月ごろ)→喃語(6か月ごろ)→初語(1歳ごろ)→二語文(1歳半〜2歳)→助詞を使った文(2〜3歳)。

言葉の発達は、段階を追って進みます。時期と状態をセットで覚えましょう。

正解は 3 です。

言語発達の順序と、おおよその時期を確認します。

1 誤り。「アー」「クー」といった、喉を鳴らすような声(クーイング)は、生後2か月ごろから。1歳ごろにはすでに過ぎている。

2 誤り。「バババ」のように、子音と母音を組み合わせた音の繰り返し(喃語)は、生後6か月ごろから。

3 正しい。「ママ」「マンマ」などの意味のある一語(初語)は、1歳ごろ。

4 誤り。二語文は、1歳半から2歳ごろ。

5 誤り。助詞を使った文は、2歳から3歳ごろ。

選択肢は、発達の順序に並んでいる。1(クーイング)→2(喃語)→3(初語)→4(二語文)→5(助詞を使った文)と、時期が進む。1歳ごろの状態を問われているので、順序の真ん中、3 を選ぶ。発達の順序を頭に置くと、時期を細かく覚えていなくても答えにたどり着ける。さらに、1歳前後には、指さしや、簡単な言葉の理解(「ちょうだい」に応じるなど)もみられる。

言葉の発達は、クーイング、喃語、一語文、二語文、多語文の順に進むので、順序を覚えておくと時期を判断しやすい。

正解は 3 です。

【言語発達の段階(目安)】

・前言語期:泣き声から、生後2か月ごろに、機嫌のよいときに喉の奥で出す声(クーイング)が現れる。生後6か月ごろからは、子音と母音を組み合わせた、規準喃語(「バババ」「マママ」など)が出る。

・一語文期(初語):1歳ごろ。「ママ」「マンマ」「ワンワン」など、意味のある言葉を話す。1つの単語で、場面に応じ、文のような意味(「ママ、きて」など)を表現することもある(一語文)。

・語彙爆発:1歳半ごろから、急速に使える言葉が増える。

・二語文期:1歳半から2歳ごろ。「パパ ダッコ」「コレ ワンワン」など、2つの単語をつなぐ。

・多語文期:2歳から3歳ごろ。「ボク ハ イヤ」のように、助詞を使った文を話し始め、3歳ごろには、会話が成立する。

【各選択肢の掘り下げ】

1 クーイングは、生後2か月ごろが目安で、発声器官の発達に伴う、のどの奥からの声です。1歳の子の言語の特徴ではありません。

2 「バババ」は、規準喃語の例で、6か月ごろから現れます。意味をもたない音の繰り返しで、言葉の準備段階です。

4 二語文は、1歳半から2歳ごろの特徴です。1歳ごろは、一語の段階にとどまるのが一般的です。

5 助詞を使った文は、語彙が増えて、文法の理解が進んだ2〜3歳ごろの特徴です。

【関連する論点】言語発達は、個人差が大きく、聞こえの問題、発達障害、環境などの影響を受けます。乳幼児健診(1歳6か月児健診)では、有意味語の出現、指さし、呼びかけへの反応などから、言語発達の遅れが確認されます。また、愛着の形成、共同注意(他者と同じものに注意を向ける)など、言葉以前のコミュニケーションの発達も、言語発達の土台として重要です。

【補足】言語の理解は、発語よりも先に進みます。1歳前後でも、「いないいないばあ」の遊びに反応する、名前を呼ばれると振り向く、簡単な指示(「おいで」)に応じるなど、理解面の発達は先行しています。このような、理解と表出の差は、言語発達の評価でも見られる点です。また、コミュニケーションの発達では、指さし(共同注意)が、1歳前後に現れ、言葉の獲得の土台になるといわれています。

この問題の根拠出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第38回社会福祉士国家試験(令和7年度)」問題9。解説は合格ナビが独自に作成したものです。
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表した「第38回社会福祉士国家試験(令和7年度)」の問題9です。同センターの「過去問題利用にあたっての留意事項等」(https://www.sssc.or.jp/pastissues/index.html)に従い、問題文は文言を変えずに掲載しています(PDFの折り返しによる改行位置の違いのみ)。 原本は同センターの「過去の試験問題」でご確認ください。

解説・補足は合格ナビ(goukaku-navi.jp)が独自に作成したもので、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターとは一切関係ありません。 本問は出題当時の法令・制度に基づいています。社会福祉に関する法令・制度は改正されるため、現在の制度と異なる場合があります。最新の内容は厚生労働省などの公的な情報でご確認ください。

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