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保育士 保育の心理学 問27|エリクソンの心理社会的発達段階

問題

保育士 | 保育の心理学 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次の表は、エリクソンの心理社会的発達理論における、乳児期から学童期までの各段階と、その段階の心理社会的危機(課題)を示したものである。(A)〜(D)に当てはまる語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 乳児期:(A) 幼児期初期:(B) 遊戯期(幼児期後期):(C) 学童期:(D)

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育の心理学」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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答え合わせ

正解は 1
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は1です。エリクソンは人の一生を8つの段階に分け、それぞれに「〇〇 対 △△」という心理社会的危機があると考えました。乳児期は、世話をしてくれる人を通して世界を信頼できるかどうかの「基本的信頼 対 不信」です。幼児期初期は、トイレなど自分でできることが増える中での「自律性 対 恥・疑惑」、遊戯期は自分から進んで遊びや活動に取り組む「自主性(積極性)対 罪悪感」、学童期は学習などに励む「勤勉性 対 劣等感」です。

A 乳児期:基本的信頼 対 不信 空腹や不快に応えてもらう経験を通して、他者や世界を信頼できるという感覚を育てる段階です。

B 幼児期初期:自律性 対 恥・疑惑 歩く、食べる、排泄するなど、自分の体を自分でコントロールし「自分でやりたい」という気持ちが強まる段階です。失敗を責められ続けると恥や自分への疑いが強まるとされます。

C 遊戯期:自主性(積極性)対 罪悪感 自分から目的をもって遊びや活動に取り組む段階です。訳語は「自主性」「積極性」「主導性」など資料によって異なります。

D 学童期:勤勉性 対 劣等感 学校での学習や作業に取り組み、やり遂げる喜びを知る段階です。

選択肢2はAとB、CとDがそれぞれ入れ替わっています。3はBとCが入れ替わり、Dには青年期の「同一性 対 同一性混乱」が入っています。4はCとDが入れ替わっています。5のAの「親密性 対 孤立」は成人期初期、Dの「同一性 対 同一性混乱」は青年期の危機です。

8段階の全体像 エリクソンの8段階は、乳児期(基本的信頼 対 不信)、幼児期初期(自律性 対 恥・疑惑)、遊戯期(自主性 対 罪悪感)、学童期(勤勉性 対 劣等感)、青年期(同一性 対 同一性混乱〔拡散〕)、成人期初期(親密性 対 孤立)、成人期(生殖性〔世代性〕対 停滞)、老年期(統合 対 絶望)です。段階の名前の付け方は訳書によって少しずつ違うため、名前の文字そのものより、各段階の危機の中身と順番で覚えると混乱しにくくなります。

「危機」の意味 ここでいう危機(クライシス)は「大変な事態」という意味ではなく、発達の分かれ目となる心理的な課題を指します。また、肯定的な側面(信頼・自律など)だけを得ればよいのではなく、否定的な側面との比率の中で、肯定的なものが上回る形で乗り越えることが大切だと説明されます。各段階を乗り越えることで「希望」「意志」「目的」「有能感」などの基本的な強さ(徳)が得られるとされます。

ピアジェ・フロイトとの違い フロイトが心理性的発達(口唇期・肛門期など)を示したのに対し、エリクソンは社会や対人関係との関わりを重視し、さらに発達を成人期・老年期まで含む生涯にわたるものとしてとらえました。ピアジェの段階が認知(考え方)の発達を扱うのに対し、エリクソンの段階は自我や対人関係の発達を扱う点も区別しておきます。

保育とのつながり 乳児期の「基本的信頼」は、特定の大人による応答的な関わりの中で育つという点で、アタッチメントの考え方とも重なります。幼児期初期の「自律性」は、自分でしようとする気持ちを尊重し、失敗を責めずに見守る関わりの大切さにつながります。保育所保育指針でも、1歳以上3歳未満児について、自分で何かをしようとする気持ちが旺盛になる時期であることに鑑み、その気持ちを尊重し、温かく見守るとともに、愛情豊かに応答的に関わることが示されています。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「保育の心理学」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:発達心理学の定説(エリクソンの心理社会的発達理論〔ライフサイクル論〕の8段階)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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