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保育士 教育原理 問19|小学校学習指導要領 学校段階等間の接続

問題

保育士 | 教育原理 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次の文は、「小学校学習指導要領」(平成29年文部科学省告示第63号)第1章 総則 第2の4「学校段階等間の接続」(1)の一部である。( A )〜( D )にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 ( A )を踏まえた指導を工夫することにより、幼稚園教育要領等に基づく幼児期の教育を通して育まれた資質・能力を踏まえて教育活動を実施し、児童が主体的に自己を発揮しながら学びに向かうことが可能となるようにすること。 (中略)特に、小学校入学当初においては、幼児期において自発的な活動としての( B )を通して育まれてきたことが、各教科等における学習に円滑に接続されるよう、( C )を中心に、( D )な指導や弾力的な時間割の設定など、指導の工夫や指導計画の作成を行うこと。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「教育原理」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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正解は 4
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は4です。小学校学習指導要領の総則は、小学校の側から幼児期の教育との接続を図るため、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を踏まえた指導を工夫することを求めています。特に小学校入学当初は、幼児期に自発的な活動としての「遊び」を通して育まれてきたことが各教科等の学習に円滑に接続されるよう、「生活科」を中心に、「合科的・関連的」な指導や弾力的な時間割の設定などの工夫を行うとしています。

A 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿 (1)の書き出しは「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿を踏まえた指導を工夫することにより」です。「義務教育9年間を見通した計画」は、すぐ後の(2)で、義務教育学校、中学校連携型小学校及び中学校併設型小学校について「義務教育9年間を見通した計画的かつ継続的な教育課程を編成すること」とされている語で、中学校との接続の文です。1・5は誤りです。

B 遊び 「幼児期において自発的な活動としての遊びを通して育まれてきたこと」です。幼児期の学びを「遊び」と表しており、「学習」とした2・5は誤りです。

C 生活科 入学当初の工夫は「生活科を中心に」行うとされています。「特別活動」とした3・5は誤りです。

D 合科的・関連的 「合科的・関連的な指導や弾力的な時間割の設定など」です。「効果的・段階的」は、同じ総則第2の3(3)ウで、学年の内容を2学年まとめて示した教科等を当該学年間を見通して「効果的,段階的に指導する」とされている語です。2・3は誤りです。

以上から、全ての空欄が正しいのは4です。

「学校段階等間の接続」の位置 総則第2「教育課程の編成」の4は、教育課程の編成に当たって配慮する事項として、(1)幼児期の教育との接続と、(2)中学校教育及びその後の教育との接続を並べています。(1)は小学校の入口、(2)は出口の接続という並びです。

(1)の構成 1文目は、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿を踏まえた指導を工夫し、幼児期の教育を通して育まれた資質・能力を踏まえて教育活動を実施し、児童が主体的に自己を発揮しながら学びに向かうことが可能となるようにすることです。2文目は、低学年における教育全体で、例えば生活科において育成する自立し生活を豊かにしていくための資質・能力が他教科等の学習においても生かされるようにするなど、教科等間の関連を積極的に図り、幼児期の教育及び中学年以降の教育との円滑な接続が図られるよう工夫することです。3文目が、この問の「特に、小学校入学当初においては」で始まる文です。

(2)の内容 中学校学習指導要領及び高等学校学習指導要領を踏まえ、中学校教育及びその後の教育との円滑な接続が図られるよう工夫することとし、特に義務教育学校、中学校連携型小学校及び中学校併設型小学校では「義務教育9年間を見通した計画的かつ継続的な教育課程」を編成するとしています。

「合科的・関連的」の出どころ 「合科的・関連的な指導」は、総則第2の3(3)エでも、児童の実態等を考慮し、指導の効果を高めるため、児童の発達の段階や指導内容の関連性等を踏まえつつ進めることとして示されています。4(1)は、これを入学当初に生活科を中心に行うことを求めています。

紛らわしい点 幼稚園教育要領も、幼稚園の側から小学校教育との接続を定めていますが、この問の文は小学校の側の規定です。「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は幼稚園教育要領・保育所保育指針・幼保連携型認定こども園教育・保育要領に示されたものですが、小学校学習指導要領の総則もこれを踏まえた指導の工夫を求めている点を押さえます。また、入学当初の工夫(生活科を中心とした合科的・関連的な指導や弾力的な時間割の設定など)は、条文上、幼児期に遊びを通して育まれてきたことが「各教科等における学習に円滑に接続されるよう」行うものとされています。

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出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「教育原理」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:小学校学習指導要領(平成29年文部科学省告示第63号)第1章 総則 第2の3(3)ウ・エ、第2の4(1)(2)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

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