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保育士 子どもの食と栄養 問1|孤食・共食と「食を営む力」

問題

保育士 | 子どもの食と栄養 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次の文は、子どもの食をめぐる用語についての記述である。(A)〜(C)にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 ・社会環境やライフスタイルの変化により、家族そろって食事をする機会が減り、子どもがひとりだけで食べる、いわゆる(A)が問題とされてきた。 ・「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版)は、離乳の進行にあたり、家族等が食卓を囲み、(B)を通じて食の楽しさやコミュニケーションを図ることも含めて進めることが重要であるとしている。 ・「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」は、食を通じた子どもの健全育成のねらいとして、現在をいきいきと生き、かつ生涯にわたって健康で質の高い生活を送る基本としての(C)を育てるとともに、それを支援する環境づくりを進めることを掲げている。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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正解は 2
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は2です。子どもがひとりだけで食事をすることを「孤食」といいます。これに対して、家族や仲間など誰かと一緒に食卓を囲んで食べることを「共食」といい、離乳期から共食を通じて食の楽しさやコミュニケーションを経験させることが大切だとされています。そして、国の検討会報告書「楽しく食べる子どもに」は、生涯にわたる健康の基本となる「食を営む力」を育てることを、食を通じた子どもの健全育成のねらいとしています。

A 孤食 「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」は、家族そろって夕食をとる機会が減っていることを示したうえで、「子どもがひとりだけで食べる、いわゆる孤食も増えています」と述べています。子どもがひとりだけで食べる状態を指して報告書が使っている語は「孤食」であり、字の違う「個食」ではありません。

B 共食 「授乳・離乳の支援ガイド」は、離乳の進行における食べる楽しみの経験として、家族等が食卓を囲み「共食」を通じて食の楽しさやコミュニケーションを図る、思いやりの心を育むといった食育の観点も含めて進めることが重要だとしています。「会食」は一般的な語で、ガイドの用語ではありません。

C 食を営む力 同報告書は、ねらいを「現在をいきいきと生き、かつ生涯にわたって健康で質の高い生活を送る基本としての食を営む力を育てるとともに、それを支援する環境づくりを進めること」としています。「食べる意欲」は大切な要素ですが、ねらいの中心の語ではありません。

以上から、A孤食・B共食・C食を営む力の2が正答です。

報告書の位置づけ 「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」は、厚生労働省(当時の雇用均等・児童家庭局)が設けた「食を通じた子どもの健全育成(-いわゆる「食育」の視点から-)のあり方に関する検討会」が平成16年2月にまとめた報告書です。子どもの食をめぐる問題として、栄養素摂取の偏り、朝食の欠食、小児期の肥満の増加、思春期のやせの増加を挙げ、親世代の食事づくりの知識・技術の不足や、家族そろって食事をする機会の減少にも触れています。そのうえで、「なにを」「どれだけ」食べるかだけでなく、「いつ」「どこで」「誰と」「どのように」食べるかが重要であると述べています。

目標とする子どもの姿 報告書は、「楽しく食べる子ども」に成長していくための目標として、食事のリズムがもてる、食事を味わって食べる、一緒に食べたい人がいる、食事づくりや準備に関わる、食生活や健康に主体的に関わる、という5つの子どもの姿を示しています。「一緒に食べたい人がいる」は、共食の考え方と結び付きます。

離乳ガイドとのつながり 「授乳・離乳の支援ガイド」は、離乳の進行を「食べる経験を通じて摂食機能を獲得し、成長していく過程」ととらえ、いろいろな食品の味や舌ざわりを楽しむ、手づかみで自分で食べることを楽しむといった経験に加え、共食を通じた食の楽しさやコミュニケーションまで含めて進めることを求めています。また、家族等と食卓を囲み共に食事をとりながら食べる楽しさの体験を増やしていくことで、一人ひとりの子どもの「食べる力」を育むための支援を推進することを基本としています。

紛らわしい点 「孤食」と「個食」は読みが同じで取り違えが起こりやすい語です。「ひとりだけで食べる」に当たるのは、ひとりぼっちを表す「孤」の字の「孤食」です。また、ねらいの語は「食を営む力」、ガイドの中で育てたいものとして具体化されるのが「食べる力」であり、両者は同じ報告書の中で使い分けられています。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:厚生労働省「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(食を通じた子どもの健全育成(-いわゆる「食育」の視点から-)のあり方に関する検討会報告書・平成16年2月)/「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年3月)Ⅱ-2 2(2)離乳の進行条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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