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保育士 子どもの食と栄養 問10|育児用ミルク・液体ミルク・フォローアップミルク

問題

保育士 | 子どもの食と栄養 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

乳汁栄養に用いる製品に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

※この問題は2つ選ぶ形式です。2つとも選ぶと答え合わせになり、正答の全部を選んだときだけ正解として扱います。

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答え合わせ

正解は 2・4
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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は2と4です。乳児用液体ミルクは常温で保存でき、調乳せずに消毒した哺乳瓶に移してすぐ飲めるため、災害時の備えとしても活用できます。ただし、製品によって容器や賞味期限、使用方法が違うので、表示の確認が必要です。フォローアップミルクは母乳の代わりになるものではなく、離乳が順調なら飲ませる必要はありません。粉ミルクは滅菌された製品ではないため、調乳後は時間をおかずに飲ませることが大切です。

1 不適切 ガイドは、育児用ミルクを「母乳の代替として飲用に供する乳児用調製粉乳及び乳児用調製液状乳」と定義し、「ここでいう育児用ミルクには、フォローアップミルクは含まれない」と明記しています。

2 適切 コラム「乳児用液体ミルクについて」は、乳児用液体ミルクを液状の人工乳を容器に密封した常温での保存が可能なものとし、調乳の手間がなく、消毒した哺乳瓶に移し替えて、すぐに飲むことができるとしています。

3 不適切 同じコラムは、製品により容器や設定されている賞味期限、使用方法が異なるため、使用する場合は製品に記載されている使用方法等の表示を必ず確認することが必要だとしています。

4 適切 ガイドは「フォローアップミルクは母乳代替食品ではなく、離乳が順調に進んでいる場合は、摂取する必要はない」としています。離乳が順調に進まず鉄欠乏のリスクが高い場合や、適当な体重増加が見られない場合には、医師に相談したうえで必要に応じて活用を検討します。

5 不適切 WHOの資料(厚生労働省訳)は、滅菌された粉乳を製造することは現在の製造技術では不可能であり、粉乳にはサカザキ菌(エンテロバクター・サカザキ)やサルモネラ属菌が存在しうるとしています。粉に湯を加えて液体に戻すと、調乳条件や保存条件(特に温度)によって細菌が増殖することがあります。

育児用ミルクの法的な位置づけ ガイドの脚注は、乳児用調製粉乳と乳児用調製液状乳について、食品としての安全性の観点から食品衛生法に基づく乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の承認を、母乳代替食品として栄養学的・医学的に適する旨の表示の観点から健康増進法に基づく特別用途食品の表示の許可を受けなければならないとしています。健康増進法第43条は、乳児用、幼児用、妊産婦用、病者用その他内閣府令で定める特別の用途に適する旨の表示(特別用途表示)をしようとする者は内閣総理大臣の許可を受けなければならないと定めています。

液体ミルクの導入 平成30年8月8日に、乳児用調製液状乳の製造・販売等を可能とするための改正省令等が公布され、特別用途食品における乳児用液体ミルクの許可基準等が設定されたことで、国内での製造・販売が可能になりました。地震等でライフラインが断絶した場合でも水や燃料を使わずに授乳できるため、国内の流通体制が整い、使用方法等に関する十分な理解がされることを前提として、災害時の備えとしての活用が可能だとされています。

粉ミルクの安全な調乳 WHOの資料は、粉乳による食品由来疾患を防ぐ対策として、滅菌された液状乳児用ミルクが手に入らない場合は粉乳を70℃以上の湯で調乳すること、調乳から消費までの時間をできるだけ短くすること(最大でも2時間)、調製したミルクを5℃以下で保存すること、清潔で滅菌された器具を使うことを挙げています。ガイドも、育児用ミルクの使用方法や飲み残しの取扱等について、安全に使用できるよう支援するとしています。

フォローアップミルクの性格 ガイドの脚注によると、フォローアップミルクの鉄含有量は育児用ミルクの約1.4倍です。鉄の補給を目的に使われることがある一方で、母乳や育児用ミルクの代わりに乳児期前半から使うものではありません。牛乳を飲用として与える場合は、鉄欠乏性貧血の予防の観点から1歳を過ぎてからが望ましいとされており、乳汁の種類ごとに使う時期と目的を区別しておくことが大切です。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年3月)Ⅱ-1 1(脚注5)・<コラム1>乳児用液体ミルクについて・Ⅱ-2 2(4)食品の種類と調理/WHO・INFOSAN「妊娠中および授乳期の食品安全と栄養」(2008年、厚生労働省訳)/健康増進法 第43条条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

執筆・運営:合格ナビ運営事務局(運営者情報)・編集方針。

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