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保育士 子どもの食と栄養 問18|たんぱく質を構成するアミノ酸と不可欠アミノ酸

問題

保育士 | 子どもの食と栄養 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次の文は、「日本人の食事摂取基準(2025年版)」のたんぱく質の章に示された、アミノ酸についての記述である。(A)〜(C)にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 たんぱく質を構成するアミノ酸は(A)種あり、ヒトはそのうち11種を他のアミノ酸又は中間代謝物から合成することができる。それ以外の(B)種は食事から直接に摂取しなければならず、それらを不可欠アミノ酸(必須アミノ酸)と呼ぶ。不可欠アミノ酸には、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、(C)、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、バリンがある。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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正解は 3
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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は3です。たんぱく質は20種類のアミノ酸からできています。そのうち11種類は体の中で合成できますが、残りの9種類は体内で合成できないため、食事からとる必要があります。この9種類を不可欠アミノ酸(必須アミノ酸)といい、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、バリンです。グルタミン酸は体内で合成できるアミノ酸で、不可欠アミノ酸には入りません。

A 20 食事摂取基準(2025年版)は「たんぱく質を構成するアミノ酸は20種あり」としています。

B 9 続けて「ヒトはそのうち、11種を他のアミノ酸又は中間代謝物から合成することができる。それ以外の9種は食事から直接に摂取しなければならず、それらを不可欠アミノ酸(必須アミノ酸)と呼ぶ」としています。20種のうち合成できる11種と、合成できない9種という関係です。

C リシン 不可欠アミノ酸として挙げられているのは、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、バリンの9種です。グルタミン酸はこの中に入っていません。

誤りの肢 肢2・5の「22」は、同じ章が「たんぱく質を構成するアミノ酸は20種あり」とし、たんぱく質を「20種類のL-アミノ酸がペプチド結合してできた化合物」と説明していることと食い違います。肢2・4の「グルタミン酸」は、章が挙げる不可欠アミノ酸9種(ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、バリン)に含まれません。肢1・5の「B 11」は合成できるほうの数です。

以上から、A20・B9・Cリシンの3が正答です。

たんぱく質とは 食事摂取基準のたんぱく質の章は、たんぱく質を、アミノ酸がペプチド結合してできた化合物とし、結合したアミノ酸の個数が少ない場合にはペプチドと呼ぶと説明しています。また、たんぱく質は生物の重要な構成成分の1つで、酵素やホルモンとして代謝を調節するなどの働きをもつこと、体たんぱく質は常に合成と分解を繰り返して動的平衡状態を保ち、その一部は尿素などとして体外に失われるため、食事から補給する必要があることも示されています。

アミノ酸の必要量 同じ章は、たんぱく質を構成している各アミノ酸(特に不可欠アミノ酸)の必要量も重要であるが、現在、アミノ酸の必要量を設定するための、量・質ともに十分なエビデンスは存在しないとしています。このため、食事摂取基準では個々のアミノ酸ではなく、たんぱく質としての量の基準が示されています。

乳児・小児のたんぱく質 乳児・小児の章によると、乳児のたんぱく質は、成人のように窒素出納法で必要量を決められないため、健康な乳児が摂取する母乳や人工乳などに含まれるたんぱく質量と離乳食から摂取するたんぱく質量から算定され、目安量の概念に基づいて策定されています。1〜17歳の小児の推定平均必要量は、たんぱく質維持必要量と成長に伴い蓄積されるたんぱく質蓄積量から要因加算法によって算出され、推奨量は推定平均必要量に推奨量算定係数1.25を乗じた値とされています。また、乳児期から離乳期のたんぱく質摂取量が多いと、乳児期の体重増加が大きいことや小児期のBMIが高くなることが報告されているとも述べています。

たんぱく質の摂取源 「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」の解説要領も、たんぱく質の摂取源として、魚介類や肉類だけでなく穀類も一定の割合を占めるため、主菜だけでなく穀類もしっかりとる必要があるとしています。

紛らわしい点 「9」と「11」は、どちらが合成できる数かを入れ替えた肢が作りやすい数字です。「食事からとる必要があるのは9種」と覚えます。名称では、リシンは「リジン」、トレオニンは「スレオニン」と表記されることもあります。

この問題の根拠
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出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 各論 たんぱく質(基本的事項)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

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