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保育士 子どもの食と栄養 問27|水の働きと乳幼児の水分補給

問題

保育士 | 子どもの食と栄養 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次のうち、水の働きと乳幼児の水分補給についての記述として、最も適切なものを一つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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答え合わせ

正解は 5
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は5です。高温の環境や運動で大量に汗をかくと、水分と一緒にナトリウムも失われるため、そのときの水分補給には少量の食塩を加えることが必要とされています。食品成分表は、人体の約60%が水で(1)、ヒトは水分の約2分の1を食品からとっている(2)と説明しています。乳児は体重当たりの水分の必要量が多く、脱水を起こしやすい存在です(3)。水は体温の調節にも働きます(4)。

1 不適切 「日本食品標準成分表(八訂)」は、人体はその約60%を水で構成され、1日に約2リットルの水を摂取し、排泄しているとしています。約80%ではありません。

2 不適切 同成分表は、通常、ヒトは水分の約2分の1を食品から摂取しているとしています。約4分の1ではありません。

3 不適切 「保育所における感染症対策ガイドライン」は、乳児は年長児や成人と比べると体内の水分量が多く、1日に必要とする体重当たりの水分量も多いため、発熱、嘔吐、下痢等によって体内の水分を失ったり、哺乳量や水分補給が減少したりすることで脱水症になりやすいとしています。

4 不適切 水は体温の調節にもかかわります。厚生労働省の熱中症予防のリーフレットは、熱中症を「発汗による体温調節等がうまく働かなくなり」体内に熱がこもる状態と説明しています。

5 適切 食事摂取基準(2025年版)のナトリウムの項は、高温環境での労働や運動時の高度発汗では相当量のナトリウムが失われることがあるとし、多量発汗の対処法としての水分補給では少量の食塩添加が必要とされると記載しています。

水の主な働き 「日本食品標準成分表(八訂)」は、水分を食品の性状を表す最も基本的な成分の一つで、食品の構造の維持に寄与しているとしたうえで、人体はその約60%が水で構成され、1日に約2リットルの水を摂取して排泄しており、この収支バランスを保つことで体の細胞や組織が正常な機能を営んでいると説明しています。また、通常、ヒトは水分の約2分の1を食品から摂取しているとしています。

食塩とのバランス 食事摂取基準は、多量発汗時の食塩添加の必要性を認める一方で、必要以上の摂取は生活習慣病の発症予防、重症化予防に好ましくないので注意が必要であるとしています。厚生労働省の熱中症予防のリーフレットも、経口補水液を一時に大量に飲むとナトリウムの過剰摂取になることがあると注意しています。

こどもへの配慮 同リーフレットは、高齢者やこども、障害のある方は特に注意が必要であるとし、こどもは体温の調節能力がまだ十分に発達していないので気を配る必要があるとしています。

保育所での水分補給(感染症対策ガイドライン) 「保育所における感染症対策ガイドライン」は、0〜1歳の乳幼児の発熱に関する特徴として、体温調節機能が未熟なために、外気温、室温、湿度、厚着、水分不足等による影響を受けやすく、体温が簡単に上昇することを挙げ、かぜにみられる症状がなければ、水分補給を十分に行い、涼しい環境に居ることで熱が下がることがあるとしています。発熱が見られる場合のケアとしては、経口補水液、湯ざまし、お茶等により水分を補給すること、保護者が迎えに来るまでの間は水分補給を促し、吐き気がない場合には本人が飲みたいだけ与えてよいことが示されています。水分不足が体温の上昇に影響するという記述からも、肢4の誤りを確かめられます。

紛らわしい点 1と2は、成分表の数字を1つずつ入れ替えた誤りです。人体に占める水の割合は「約60%」、1日に出入りする水は「約2リットル」、食品から摂取する水分は「約2分の1」と、3つの数字を組にして押さえます。1は「1日に約2リットル」の部分は正しく、割合だけが違う点に注意します。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」各論 多量ミネラル(ナトリウム)/厚生労働省 熱中症予防リーフレット/文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)」第1章 一般成分 ①水分/こども家庭庁「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」1(2)保育所における感染症対策(乳児の生理的特性)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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