問題
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版)に示された授乳の進行についての記述である。(A)〜(C)にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 ・授乳のリズムの確立とは、子どもが成長するにつれて授乳の間隔や回数、量が安定してくることをいう。授乳のリズムが確立するのは、(A)以降と言われているが、子どもによって個人差がある。 ・育児用ミルクの場合、授乳量は子どもによって異なるので、回数よりも(B)を中心に考えるようにする。 ・混合栄養の場合、母乳が少しでも出るなら、(C)ために育児用ミルクを有効に利用するという考え方に基づき支援を行う。
【この問題について】
本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。
※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
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答え合わせ
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自信の3択
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解説
※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
正答は5です。授乳の間隔や回数、量が安定してくる「授乳のリズムの確立」は、生後6~8週以降といわれていますが、個人差があります。育児用ミルクの量は子どもによって違うので、回数よりも1日に飲む量を中心に考え、1日の目安量に達しなくても、子どもが元気で体重が増えていれば心配はないとされています。混合栄養では、母乳が少しでも出るなら、母乳育児を続けるために育児用ミルクを上手に使うという考え方で支援します。
A 生後6~8週 ガイドは「授乳のリズムが確立するのは、生後6~8週以降と言われているが、子どもによって個人差があるので、母親等と子どもの状態を把握しながらあせらず授乳のリズムを確立できるよう支援する」としています。
B 1日に飲む量 育児用ミルクの場合について、ガイドは「授乳量は、子どもによって異なるので、回数よりも1日に飲む量を中心に考えるようにする。そのため、育児用ミルクの授乳では、1日の目安量に達しなくても子どもが元気で、体重が増えているならば心配はない」としています。1回量や間隔を中心にするわけではありません。
C 母乳育児を続ける 混合栄養の場合について、ガイドは「母乳が少しでも出るなら、母乳育児を続けるために育児用ミルクを有効に利用するという考え方に基づき支援を行う」としています。肢1・4の「母乳の授乳回数を減らす」は、ガイドが同じ《混合栄養の場合》の中で「母乳の授乳回数を減らすことによって、母乳分泌の減少など母乳育児の継続が困難になる場合がある」と注意している事柄で、育児用ミルクを使う目的ではありません。
以上から、A生後6~8週・B1日に飲む量・C母乳育児を続けるの5が正答です。
授乳の開始期の支援 ガイドは、生後間もない子どもは昼夜の関係なく授乳と睡眠を中心に生活し、成長につれてその子どもなりの授乳や睡眠のリズムが整ってくるとしています。特に出産後から退院までの間は母親と子どもが終日一緒にいられるように支援し、子どもが欲しがるとき、母親が飲ませたいときには、いつでも授乳できるように支援します。授乳量が足りているかの不安に対しては、乳幼児身体発育曲線を用いてこれまでの発育経過を踏まえるとともに、授乳回数や授乳量、排尿排便の回数や機嫌等の子どもの状況に応じた支援を行うことが重要とされています。
混合栄養とは ガイドは、混合栄養を、母親が何らかの理由で母乳を十分に与えられない場合に、母乳と育児用ミルクを合わせて与えることとし、取り入れる要因として母乳分泌不足、母親の健康上の要因、疲労等をあげています。母乳の出方や量は異なるため、混合栄養の取り入れ方は、母親の思いを傾聴するとともに、母親の母乳分泌のリズムや子どもの授乳量等に合わせて支援します。母乳の授乳回数を減らすと母乳分泌が減少し、母乳育児の継続が困難になる場合があるため、母子の状況を見極めたうえで判断することも求められています。
栄養方法にかかわらない支援 母乳、育児用ミルク、混合栄養のいずれでも、授乳を通して母子・親子のスキンシップが図られるよう、しっかり抱いて優しく声かけを行う等、暖かいふれあいを重視した支援を行うとされています。できるだけ静かな環境で、適切な抱き方で、目と目を合わせて優しく声をかけることが、子どもの心の安定と食欲の育ちにつながるとされています。
家族への支援 父親や家族等による授乳への支援が母親に過度の負担を与えることのないよう、父親や家族等への情報提供を行うこともガイドに示されています。
紛らわしい点 「回数より1日量」という考え方は育児用ミルクの場合の記述です。Cの「母乳の授乳回数を減らす」は同じ項目に出てくる語ですが、ミルクを使う目的ではなく、母乳育児の継続を難しくしうる事柄として書かれています。
- 授乳・離乳の支援ガイドこども家庭庁の公表ページ
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年3月)Ⅱ-1 2(2)授乳の開始から授乳のリズムの確立《混合栄養の場合》・(3)授乳の進行条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。
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