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保育士 子どもの食と栄養 問21|手づかみ食べ・鉄の補給・牛乳の開始時期

問題

保育士 | 子どもの食と栄養 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版)に示された離乳の進め方についての記述である。(A)〜(C)にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 ・手づかみ食べは、生後(A)頃から始まり、1歳過ぎの子どもの発育及び発達にとって、積極的にさせたい行動である。 ・母乳育児の場合、生後6か月の時点で、ヘモグロビン濃度が低く、(B)欠乏を生じやすいとの報告がある。 ・牛乳を飲用として与える場合は、鉄欠乏性貧血の予防の観点から、(C)を過ぎてからが望ましい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は1です。手づかみ食べは生後9か月頃から始まり、1歳を過ぎた子どもの発育・発達にとって積極的にさせたい行動とされています。母乳育児の場合、生後6か月の時点でヘモグロビン濃度が低く鉄欠乏を生じやすいという報告があり、ビタミンD欠乏の指摘もあるため、適切な時期に離乳を始め、鉄やビタミンDをとれる食品を意識して取り入れます。牛乳を飲み物として与えるのは、鉄欠乏性貧血を防ぐため1歳を過ぎてからが望ましいとされています。

A 9か月 ガイドは「手づかみ食べは、生後9か月頃から始まり、1歳過ぎの子どもの発育及び発達にとって、積極的にさせたい行動である」としています。食べ物を触ったり握ったりすることで、その固さや触感を体験し、食べ物への関心や、自らの意志で食べようとする行動につながるとされています。

B 鉄 ガイドは「母乳育児の場合、生後6か月の時点で、ヘモグロビン濃度が低く、鉄欠乏を生じやすいとの報告がある。また、ビタミンD欠乏の指摘もある」とし、母乳育児を行っている場合は、適切な時期に離乳を開始し、鉄やビタミンDの供給源となる食品を積極的に摂取するなど、進行を踏まえてそれらの食品を意識的に取り入れることが重要としています。ヘモグロビン濃度が低いことと結び付いて書かれているのは鉄です。ビタミンD(肢2・3)は、同じ段落で「また」に続けて別に挙げられている栄養素です。

C 1歳 ガイドは「牛乳を飲用として与える場合は、鉄欠乏性貧血の予防の観点から、1歳を過ぎてからが望ましい」としています。肢3・4の「9か月」は手づかみ食べが始まる時期、肢5の「6か月」はヘモグロビン濃度が低いと報告されている時点で、牛乳の飲用の目安ではありません。

以上から、A9か月・B鉄・C1歳の1が正答です。

手づかみ食べへの支援 ガイドは、手づかみ食べをすると周りが汚れて片付けが大変、食事に時間がかかる等の理由から、手づかみ食べをさせたくないと考える親もいるとしたうえで、手づかみ食べが子どもの発育及び発達に必要である理由について情報提供することで、親が納得して子どもに手づかみ食べを働きかけることが大切だとしています。離乳の完了の頃には、手づかみ食べで前歯で噛み取る練習をして一口量を覚え、やがて食具を使うようになって、自分で食べる準備をしていきます。

鉄とビタミンD ガイドの脚注は、ビタミンD欠乏によるくる病の増加が指摘されているとし、ビタミンD欠乏の原因としてビタミンD摂取不足のほか日光照射不足を挙げています。日本人の食事摂取基準(2025年版)の乳児・小児の章も、母乳栄養児でビタミンD不足によるくる病や低カルシウム血症の発症が報告されているとし、離乳の進行を踏まえてビタミンDの供給源となる食品を意識的に取り入れるというガイドの推奨に触れています。

フォローアップミルクとの関係 ガイドは、フォローアップミルクは母乳代替食品ではなく、離乳が順調に進んでいる場合は摂取する必要はないとしています。離乳が順調に進まず鉄欠乏のリスクが高い場合や、適当な体重増加が見られない場合には、医師に相談したうえで、必要に応じて活用を検討します。ベビーフードについても、不足しがちな鉄分の補給源としてレバーなどを取り入れた製品の利用が可能だとされています。

乳製品の扱い 牛乳を「飲用として」与えるのは1歳を過ぎてからが望ましいとされる一方で、離乳の進行に応じてヨーグルトや塩分や脂肪の少ないチーズも用いてよいとされています。

紛らわしい点 月齢の数字が多く並ぶ論点です。離乳の開始は生後5~6か月頃、手づかみ食べは9か月頃から、牛乳の飲用は1歳を過ぎてから、離乳の完了は12~18か月頃と、出来事と時期を対応させて整理しておきます。この問の誤りの肢も、同じ文の中に出てくる「6か月」「9か月」や、鉄と並べて書かれた「ビタミンD」を別の空欄に入れ替えたものです。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年3月)Ⅱ-2 2(2)離乳の進行《離乳後期》・(4)ア 食品の種類と組合せ条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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