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保育士 子どもの食と栄養 問19|食事摂取基準の指標と乳児・小児のたんぱく質

問題

保育士 | 子どもの食と栄養 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の指標と、乳児・小児のたんぱく質の考え方に関する記述として、適切なものを一つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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正解は 4
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  • 4
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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は4です。乳児では、推定平均必要量や推奨量を決めるための臨床研究が難しく、健康な乳児が飲む母乳の質と量が望ましいものと考えられることから、目安量を定めています。その値は、母乳中の栄養素濃度と健康な乳児の哺乳量をかけ合わせて求めます。たんぱく質も同じく、母乳や人工乳、離乳食から摂取している量をもとに目安量の考え方で定められています。集団の50%が満たす量は推奨量ではなく推定平均必要量です。

1 不適切 50%の者が必要量を満たす(同時に50%の者が満たさない)と推定される摂取量は「推定平均必要量」の定義です。「推奨量」は、母集団に属するほとんどの者(97〜98%)が充足している量と定義されています。

2 不適切 過剰摂取による健康障害の回避を目的とするのは「耐容上限量」です。「目標量」は、生活習慣病の発症予防を目的として、現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量として設定されます。

3 不適切 乳児・小児の章は、乳児の場合、たんぱく質必要量は成人のように窒素出納法で決められないため、健康な乳児が摂取する母乳や人工乳などに含まれるたんぱく質量と離乳食から摂取するたんぱく質量から算定され、目安量の概念に基づいて策定したとしています。

4 適切 乳児・小児の章は、推定平均必要量や推奨量を決定するための臨床研究は容易ではなく、健康な乳児が摂取する母乳の質と量は乳児の栄養状態にとって望ましいものと考えられることから、乳児における食事摂取基準は目安量を算定するものとし、母乳中の栄養素濃度と健康な乳児の哺乳量との積としたと述べています。

5 不適切 小児(1〜17歳)の推定平均必要量は、たんぱく質維持必要量と成長に伴うたんぱく質蓄積量から要因加算法で算出し、推奨量は推定平均必要量に推奨量算定係数1.25を乗じた値とされています。成人の値を体重比で当てはめたものではありません。

5つの指標 食事摂取基準(2025年版)の栄養素の指標は、3つの目的からなる5つの指標で構成されます。摂取不足の回避を目的とする推定平均必要量・推奨量・目安量、過剰摂取による健康障害の回避を目的とする耐容上限量、生活習慣病の発症予防を目的とする目標量です。目安量は、十分な科学的根拠が得られず推定平均必要量が算定できない場合に算定するもので、特定の集団において不足状態を示す者がほとんど観察されない量として与えられます。耐容上限量は、健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限で、これを超えると潜在的な健康障害のリスクが高まると考えます。

乳児の哺乳量と月齢区分 乳児・小児の章は、生後0日目〜5か月の乳児の栄養は100%乳汁に依存するとし、この時期の基準哺乳量を0.78 L/日としています。離乳開始後は、6〜8か月を0.60 L/日、9〜11か月を0.45 L/日とし、6〜11か月を1区分とする場合は0.53 L/日としています。乳児の月齢区分は基本的に「0〜5か月」と「6〜11か月」の2区分ですが、成長に合わせてより詳細な区分が必要なエネルギーとたんぱく質については、「0〜5か月」「6〜8か月」「9〜11か月」の3区分としています。

小児のたんぱく質 たんぱく質維持必要量は、1〜17歳で体重1kg当たり同じ値に参照体重を乗じ、年齢に応じたたんぱく質利用効率で除して求められます。これに成長に伴って新たに蓄積されるたんぱく質の量を加える方法が要因加算法です。推奨量算定係数1.25は、個人間の変動係数を成人と同様に12.5%と見積もったものです。

関連する注意 同じ章は、乳児期から離乳期のたんぱく質摂取量が多いと、乳児期の体重増加が大きいことや小児期のBMIが高くなることが報告されているとしています。たんぱく質は多ければよいというものではありません。

紛らわしい点 指標の定義は、「50%」は推定平均必要量、「97〜98%」は推奨量、「不足がほとんど観察されない量」は目安量、「健康障害のリスクがない上限」は耐容上限量、「生活習慣病の発症予防」は目標量と、目的と数字をセットで区別します。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 総論(策定の基本的事項 指標の定義)・各論 乳児・小児条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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