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保育士 子どもの食と栄養 問12|離乳の開始の定義と目安

問題

保育士 | 子どもの食と栄養 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次のA〜Dは、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版)に示された離乳の開始に関する記述である。 A 離乳の開始とは、なめらかにすりつぶした状態の食物を初めて与えた時をいう。 B 開始時期の子どもの発達状況の目安として、首のすわりがしっかりして寝返りができ、5秒以上座れる、スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる、食べ物に興味を示すなどがあげられる。 C 離乳の開始前に果汁を与えておくと、離乳食の味に慣れやすくなるため、栄養学的な意義が認められている。 D 蜂蜜は、乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため、1歳を過ぎるまでは与えない。 A〜Dの正誤の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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正解は 5
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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は5です。離乳の開始は、なめらかにすりつぶした食物を初めて与えた時をいい、時期は生後5~6か月頃が適当とされています。首のすわりがしっかりして寝返りができ、5秒以上座れる、スプーンを舌で押し出すことが少なくなる、食べ物に興味を示すといった様子が目安です。離乳の開始前に果汁やイオン飲料を与えることに栄養学的な意義は認められていません。蜂蜜は乳児ボツリヌス症のリスクがあるため、1歳を過ぎるまで与えません。

A ○ ガイドは「離乳の開始とは、なめらかにすりつぶした状態の食物を初めて与えた時をいう」としています。果汁などの液体を与えた時ではありません。

B ○ 開始時期の子どもの発達状況の目安として、首のすわりがしっかりして寝返りができ、5秒以上座れる、スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる(哺乳反射の減弱)、食べ物に興味を示すなどがあげられています。その時期は生後5~6か月頃が適当とされています。

C × ガイドは、離乳の開始前の子どもにとって最適な栄養源は乳汁(母乳又は育児用ミルク)であり、離乳の開始前に果汁やイオン飲料を与えることの栄養学的な意義は認められていないとしています。

D ○ ガイドは「蜂蜜は、乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため、1歳を過ぎるまでは与えない」としています。

以上から、A○ B○ C× D○の5が正答です。

月齢は目安 ガイドは、子どもの発育及び発達には個人差があるので月齢はあくまでも目安であり、子どもの様子をよく観察しながら、親が子どもの「食べたがっているサイン」に気がつくように進められる支援が重要だとしています。離乳開始の判断を月齢だけで機械的に行わないことが、ガイドの基本的な考え方です。

哺乳反射とは 脚注によると、哺乳反射は原始反射であり、探索反射、口唇反射、吸啜反射等があります。生まれた時から備えもつ乳首を取りこむための不随意運動で、大脳の発達とともに減少し、生後5~7か月頃に消失します。スプーンを舌で押し出す動きが減ることは、この反射が弱まってきたことのあらわれで、離乳開始の目安の一つになります。

イオン飲料の注意 脚注は、イオン飲料の多量摂取による乳幼児のビタミンB1欠乏が報告されているとし、授乳期及び離乳期を通して基本的に摂取の必要はなく、必要な場合は医師の指示に従うことが大切だとしています。

乳児ボツリヌス症 参考資料によると、乳児ボツリヌス症は、食品中にボツリヌス毒素が存在して起こる従来のボツリヌス食中毒とは異なり、1歳未満の乳児が芽胞として存在しているボツリヌス菌を摂取し、その芽胞が消化管内で発芽、増殖し、産生された毒素により発症するものです。厚生労働省は、ボツリヌス菌は熱に強いので通常の加熱や調理では死なないとして、1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品を与えないよう呼びかけています。加熱した料理に使ったハチミツも対象になる点に注意が必要です。

食物アレルギーと開始時期 ガイドは、食物アレルギーの発症を心配して離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はないことから、生後5~6か月頃から離乳を始めるように情報提供を行うとしています。開始を遅らせることは推奨されていません。

この問題の根拠
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出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年3月)Ⅱ-2 2(1)離乳の開始(脚注15〜17を含む)・参考資料8 乳児ボツリヌス症条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

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