問題
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版)に示された離乳の完了についての記述である。(A)〜(C)にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 離乳の完了とは、(A)ことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳又は育児用ミルク以外の食物から摂取できるようになった状態をいう。その時期は生後(B)頃である。食事は1日3回となり、その他に1日(C)の補食を必要に応じて与える。
【この問題について】
本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。
※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
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答え合わせ
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自信の3択
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解説
※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
正答は2です。離乳の完了とは、形のある食物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分を母乳や育児用ミルク以外の食物からとれるようになった状態をいいます。時期は生後12か月から18か月頃です。食事は1日3回となり、そのほかに1日1~2回の補食を必要に応じて与えます。なお、離乳の完了は、母乳や育児用ミルクを飲んでいない状態を意味するものではありません。
A 形のある食物をかみつぶす ガイドは「離乳の完了とは、形のある食物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳又は育児用ミルク以外の食物から摂取できるようになった状態をいう」としています。「歯ぐきでつぶせる固さのもの」は離乳後期(生後9~11か月頃)に与える食べ物の固さの目安です。
B 12か月から18か月 ガイドは、離乳の完了の時期を「生後12か月から18か月頃」としています。「9か月から12か月」は離乳後期にあたり、「18か月から24か月」はガイドの示す時期ではありません。
C 1~2回 食事は1日3回となり、その他に1日1~2回の補食を必要に応じて与えます。ガイドが示す補食の回数は1日1~2回であり、1日3~4回とはされていません。
以上から、A形のある食物をかみつぶす・B12か月から18か月・C1~2回の2が正答です。
乳汁との関係 ガイドは本文と脚注の両方で、「離乳の完了は、母乳又は育児用ミルクを飲んでいない状態を意味するものではない」と明記しています。離乳の完了の時期の母乳又は育児用ミルクは、子どもの離乳の進行及び完了の状況に応じて与えます。授乳の支援の項でも、子どもが乳汁を必要としなくなる時期には個人差があり、乳汁を終了する時期を決めることは難しいとして、いつまで乳汁を継続することが適切かについては母親等の考えを尊重して支援を進めるとしています。「断乳」と「離乳の完了」を同じ意味に使わないことが大切です。
完了期の食べ方 離乳の完了の頃の食べ方について、ガイドは「手づかみ食べで前歯で噛み取る練習をして、一口量を覚え、やがて食具を使うようになって、自分で食べる準備をしていく」としています。手づかみ食べは生後9か月頃から始まり、1歳過ぎの子どもの発育及び発達にとって積極的にさせたい行動とされ、食べ物を触ったり握ったりすることで固さや触感を体験し、自らの意志で食べようとする行動につながるとされています。
離乳とは ガイドは、離乳を「成長に伴い、母乳又は育児用ミルク等の乳汁だけでは不足してくるエネルギーや栄養素を補完するために、乳汁から幼児食に移行する過程」と定義し、その時に与えられる食事を離乳食としています。WHOでは「Complementary Feeding」といい、いわゆる「補完食」と訳されることがあると脚注で紹介しています。この間に子どもの摂食機能は、乳汁を吸うことから、食物をかみつぶして飲み込むことへと発達します。
牛乳の開始 牛乳を飲用として与える場合は、鉄欠乏性貧血の予防の観点から1歳を過ぎてからが望ましいとされています。離乳の完了の時期と重なるため、完了期の食事の組み立てを考える際の関連事項として押さえておきます。
紛らわしい点 「完了」という言葉から乳汁をやめた状態を想像しやすいですが、ガイドの定義は「エネルギーや栄養素の大部分」を食物からとれるようになった状態であり、乳汁がゼロになることは要件ではありません。
- 授乳・離乳の支援ガイドこども家庭庁の公表ページ
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年3月)Ⅱ-2 1(脚注12)・2(3)離乳の完了条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。
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