問題
次のA〜Dは、健康日本21(第三次)に関する記述である。 A 計画期間は、令和6(2024)年度から令和17(2035)年度までの10年間とされている。 B 基本的な方向は、「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」「個人の行動と健康状態の改善」「社会環境の質の向上」「ライフコースアプローチを踏まえた健康づくり」の4つとされている。 C 栄養・食生活の目標のうち「児童・生徒における肥満傾向児の減少」は、国民健康・栄養調査をデータソースとしている。 D 栄養・食生活の目標のうち「バランスの良い食事を摂っている者の増加」は、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合を指標としている。 A〜Dの正誤の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
【この問題について】
本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。
※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
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答え合わせ
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- 3
- 4
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自信の3択
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解説
※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。
正答は3です。健康日本21(第三次)の計画期間は令和6年度から令和17年度までの12年間で、10年間ではありません。基本的な方向は、健康寿命の延伸・健康格差の縮小、個人の行動と健康状態の改善、社会環境の質の向上、ライフコースアプローチを踏まえた健康づくりの4つです。子どもの肥満傾向児の割合は、国民健康・栄養調査ではなく学校保健統計調査をデータソースとしています。バランスの良い食事の指標は、主食・主菜・副菜をそろえた食事の頻度です。
A × 説明資料は、関連する計画(医療計画、医療費適正化計画、介護保険事業(支援)計画等)と期間を合わせること、取組の効果の評価には一定の期間を要することなどを踏まえ、計画期間を令和6(2024)年度から令和17(2035)年度までの12年間としています。
B ○ 基本的な方向は、①健康寿命の延伸・健康格差の縮小、②個人の行動と健康状態の改善、③社会環境の質の向上、④ライフコースアプローチを踏まえた健康づくりの4つです。個人の行動と健康状態の改善と社会環境の質の向上の取組を進めることで、健康寿命の延伸・健康格差の縮小の実現を目指す構造になっています。
C × 「児童・生徒における肥満傾向児の減少」の指標は児童・生徒における肥満傾向児の割合で、データソースは学校保健統計調査です。評価には10歳(小学5年生)男女総計の割合を用いる予定とされています。
D ○ 「バランスの良い食事を摂っている者の増加」の指標は、「主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合」で、データソースは国民健康・栄養調査です。説明資料は、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事は日本の食事パターンであり、良好な栄養素摂取量や栄養状態につながると説明しています。
以上から、A× B○ C× D○の3が正答です。
栄養・食生活の目標項目 説明資料に示された栄養・食生活の目標は、適正体重を維持している者の増加(肥満、若年女性のやせ、低栄養傾向の高齢者の減少)、児童・生徒における肥満傾向児の減少、バランスの良い食事を摂っている者の増加、野菜摂取量の増加、果物摂取量の改善、食塩摂取量の減少です。適正体重、バランスの良い食事、野菜・果物・食塩の摂取量は国民健康・栄養調査がデータソースで、子どもの肥満傾向児だけが学校保健統計調査を使います。
肥満傾向児の目標値の決め方 説明資料は、肥満傾向児の目標値を、令和5年度から始まった第2次成育医療等の提供に関する施策の総合的な推進に関する基本的な方針(第2次成育医療等基本方針)に合わせて設定するとしています。子どもの健康に関する目標を、成育医療等の施策と一体的に扱っていることがわかります。
ライフコースアプローチ 第三次では、胎児期から高齢期に至るまでの人の生涯を経時的に捉えた健康づくりという考え方が、基本的な方向の一つに位置づけられました。説明資料は、現在の健康状態がこれまでの自らの生活習慣や社会環境等の影響を受けうること、次世代の健康にも影響を及ぼしうることを踏まえるとし、ライフコースアプローチを踏まえた健康づくりの目標を「こども」などのライフステージごとに示しています。
計画期間の考え方 健康日本21(第二次)は、医療費適正化計画等と計画期間を合わせるために期間を1年延長した経緯があり、第三次ではこれも踏まえて、最初から関連計画と期間をそろえる形で12年間とされました。中間評価を行いながら進めることが予定されています。
紛らわしい点 Cは、肥満傾向児の割合のデータソース(学校保健統計調査)と国民健康・栄養調査の取り違えです。国民健康・栄養調査は健康増進法第10条に基づき厚生労働大臣が行う調査、学校保健統計調査は統計法に基づく基幹統計調査として文部科学省が学校の幼児・児童・生徒を対象に行う調査です。子どもの体格は学校での健康診断の結果から把握される、と結び付けておくと迷いません。
- 健康増進法第10条e-Govで原文を読む
- 統計法e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:厚生労働省「健康日本21(第三次)推進のための説明資料」第3章(計画期間・基本的な方向)・第4章(栄養・食生活の目標)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。
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