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保育士 子どもの食と栄養 問42|咀嚼に課題のある子どもへの食事の配慮

問題

保育士 | 子どもの食と栄養 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

X保育所の3歳児クラスのCちゃん(3歳10か月)は、食事のときによくかまずに丸飲みしてしまうことが多い。「児童福祉施設等における食事の提供ガイド」(こども家庭庁、令和7年9月)に掲載された「咀しゃくに問題のあるこどもの原因と保育士の供食上の対応」に照らして、保育士の対応として最も適切なものを一つ選びなさい。

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

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正解は 4
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  • 3
  • 4
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自信の3択

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解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は4です。ガイドに掲載された表は、よくかまず丸飲みする子どもへの対応として、いちごやバナナなどかみとりやすい果物を大きいまま手に持たせ、前歯でかみとる練習をさせることを挙げています。前歯でかみ切る経験が足りないことも丸飲みの原因の一つだからです。硬すぎるものを早くから与えること(1)、細かすぎる形にすること(2)、スプーンを奥に入れること(3)、汁物で流し込むこと(5)は、いずれも丸飲みを招きやすいとされています。

1 不適切 表は、丸飲みの原因として「硬すぎるものを早くから与えると丸飲みを誘発しやすい」ことを挙げています。

2 不適切 「硬すぎたり、細かすぎると、舌や歯ぐきでつぶせず丸飲みとなりやすい」とされています。安全のためと細かく刻み続けると、かむ経験が得られません。対応としては「摂食機能に見合った適切な調理形態にする」ことが示されています。

3 不適切 「スプーンを奥の方に入れる与え方は、舌の動きがうまく引き出せず丸飲みになりやすい」とされています。

4 適切 対応として「いちごやバナナなどのようにかみとりやすい果物を大きいまま手に持たせ、前歯でのかみとりの練習をさせる」ことが挙げられています。前歯でかみ切る経験の不足による歯根膜の感知能力の未発達も、丸飲みの原因とされています。

5 不適切 「食欲旺盛で口一杯ほおばる、汁もので流し込む、急がせて次々に食物を口に入れる支援も丸飲みを助長しやすい」とされています。

離乳とのつながり ガイドは、咀嚼機能は生まれた後に学習して獲得される機能であり、離乳の大きな目的は食べる機能の獲得だとしています。離乳完了から3歳頃までに乳歯の奥歯が生えそろうにしたがって、硬い食べ物や食物繊維が多い食べ物をかみつぶせるようになりますが、咀嚼力の発達には個人差があるため、一人一人に合った形態の食べ物を与えることが大切です。離乳の進め方が早すぎたり必要以上に遅すぎたりすることが、幼児期の咀嚼や嚥下の問題の原因になることが多く、3〜4歳になっても咀嚼がうまくできない場合は、離乳期につまずいている点を見極めてやり直すのが良いとされています。

表のほかの項目 表は、丸飲みのほかに次のような姿と対応を示しています。「かまない、または口にためて飲み込まない」は、空腹でないときや食が細いのに与える量が多いことが原因とされ、食事時に空腹になるよう生活リズムや遊びを見直し、食事時間を長くせず切り上げることが対応です。「飲み込みが下手」な場合は、軟らかい物に戻して唇を閉じて嚥下する練習から始め、舌つぶし、歯ぐきつぶしと摂食機能の発達過程を順番に練習します。「硬い物がかめない」場合は、つまずいている時期の硬さから前歯でのかみとりや咀嚼の動きの練習をさせます。

丸飲みへのその他の対応 一人で食べられる場合には1回の適量を覚えさせること、介助食べのときは飲み込みを確認してから次の食物を与えること、ちぎれにくいスティック状の食物の一端を保育士が持ってかむ動きを練習させることも挙げられています。

感覚過敏への配慮 ガイドは、感覚過敏のこどもは食べられる物が一部の食材料や料理に限られることがあるとし、日頃の生活や食事の状況を踏まえてどのようなものなら食べられるかを検討し、こどもと一緒に食べられるものや食べ方を探していくことを示しています。

紛らわしい点 2は「安全のため」という理由がもっともらしく見えますが、ガイドは細かすぎる形態も丸飲みの原因になるとしています。安全と機能の発達の両方を考えて、その子の摂食機能に合った形態を選ぶことが求められます。

この問題の根拠こども家庭庁「児童福祉施設等における食事の提供ガイド」(令和7年9月)「5.摂食・嚥下機能に関する配慮が必要なこどもへの対応」(表:咀しゃくに問題のあるこどもの原因と保育士の供食上の対応)
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:こども家庭庁「児童福祉施設等における食事の提供ガイド」(令和7年9月)「5.摂食・嚥下機能に関する配慮が必要なこどもへの対応」(表:咀しゃくに問題のあるこどもの原因と保育士の供食上の対応)条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

執筆・運営:合格ナビ運営事務局(運営者情報)・編集方針。

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