保育士

保育士 子どもの食と栄養 問40|除去食品でも摂取できることが多いもの

問題

保育士 | 子どもの食と栄養 | 令和8年4月1日時点の法令・指針に基づく

次の表は、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版)」の生活管理指導表に示された、原因食品を除去する場合でも基本的に除去の必要がないことが多い(より厳しい除去が必要な場合に限って除去する)食品・調味料の例である。(A)〜(D)にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 ・鶏卵:(A) ・小麦:(B) ・魚類:(C) ・肉類:(D)

【この問題について】

本問は、保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲に基づき、goukaku-navi.jp が独自に作成したオリジナル問題です。全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。

※本サイトは一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

キーボード:1〜5で選択・Enterで次へ

タップするとすぐ答え合わせ

答え合わせ

正解は 3
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

※この解説は goukaku-navi.jp が独自に作成したもので、一般社団法人 全国保育士養成協議会とは一切関係ありません。

正答は3です。鶏卵アレルギーでも卵殻カルシウム、小麦アレルギーでも醤油・酢・麦茶、魚類アレルギーでもかつおだし・いりこだし、肉類アレルギーでも肉エキスは、基本的にとることができるとされています。食物アレルギーの原因は食品の中の特定のたんぱく質なので、たんぱく質がほとんど含まれていなかったり、ごく少量しか使わなかったりするものは、除去しなくてよいことが多いのです。マヨネーズ(卵)、パン(小麦)、ちくわ(魚)、ハム(肉)は原因食品そのものを使った食品です。

A 卵殻カルシウム 卵殻カルシウムは卵の殻を主原料とするもので、焼成・未焼成にかかわらず鶏卵たんぱくの混入はほぼなく、鶏卵アレルギーでも除去する必要は基本的にないとされています。マヨネーズは卵を原料とする食品です。

B 醤油・酢・麦茶 醤油は発酵過程で小麦たんぱくが完全に分解されるため、基本的に小麦アレルギーでも摂取できます。酢は含まれるたんぱく質量も一回の摂取量も非常に少ないため基本的に摂取でき、麦茶は大麦からつくられ小麦と直接関係はありません。ただし麦類全般の除去を指導されている場合には、まれに麦茶の除去が必要になります。パンは小麦そのものを使った食品です。

C かつおだし・いりこだし 魚類のだしに含まれるたんぱく質量は少なく、ほとんどの魚類アレルギーでは、だしを摂取できるとされています。ちくわは魚のすり身を使った練り製品です。

D エキス 肉エキスは肉から熱水で抽出した液を濃縮したもので、通常調味料として使われ、加工食品に使われる量は非常に少ないため摂取できるとされています。ハムは肉そのものの加工品です。

以上から3が正答です。

ガイドラインの基本的な考え方 ガイドラインは、保育所の食物アレルギー対応における原因食品の除去は完全除去を基本としつつ、原因食品が調味料や油脂などに極少量含まれているだけの場合は除去の必要がないことが多いとしています。そのうえで、重篤なアレルギーで少量の調味料等も摂取不可能な厳しい除去が必要な子どもについては、該当する食材を使用した料理について給食対応が困難となる場合があることも考慮するとしています。生活管理指導表の「除去食品においてより厳しい除去が必要なもの」の欄は、この「厳しい除去」が必要な子どもを把握するためのものです。

表の他の項目 同じ欄には、牛乳・乳製品の「乳糖」、大豆の「大豆油・醤油・味噌」、ゴマの「ゴマ油」も挙げられています。大豆油はたんぱく質を含まないため除去の必要はないことがほとんどで、ゴマ油は大豆油と同様に除去の必要がないことが多いものの、精製度の低いゴマ油はゴマたんぱくが混入していることがあり、まれに除去の対象となるとされています。乳糖は牛乳アレルギーでも摂取できますが、食品の表示では乳たんぱくの含有を示す場合があるので注意が必要だとされています。

単純化した対応 煩雑で細分化されすぎた除去の対応は誤食の誘因になるため、保育所ではできるだけ単純化された対応を基本とするとしています。「どの調味料まで使うか」は、生活管理指導表の記載と医師の指示に基づき、保護者と相談して施設として統一した対応を決めておくことが大切です。

紛らわしい点 「除去しなくてよいことが多い」のは、たんぱく質がほとんど含まれないもの、発酵などで分解されるもの、使う量がごく少ないもの、という理由があるものです。原因食品そのものを使った加工品と区別しましょう。

この問題の根拠
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です。保育士試験(一般社団法人 全国保育士養成協議会 実施)の筆記試験科目「子どもの食と栄養」の出題範囲・保育所保育指針・関係法令に基づいて作っています。一般社団法人 全国保育士養成協議会が作成した試験問題を転載・改変したものではありません。根拠・出典:こども家庭庁「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版)」第Ⅱ部 生活管理指導表 C.原因食品・除去根拠「除去食品においてより厳しい除去が必要なもの」及びその解説条文の原文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で確認できます。法令・指針は令和8年4月1日時点の内容に基づきます。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・指針は改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 全国保育士養成協議会の公式サイトや関係省庁の公表でご確認ください。本サイトは同協議会と一切関係ありません。

執筆・運営:合格ナビ運営事務局(運営者情報)・編集方針。

この問題の関連トピック

  • 除去食品でも摂取できることが多いもの

関連する問題

ページの先頭へ