宅建士

宅建の勉強方法とノート作り方・まとめノートの項目例・作らない選択

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

宅建のノートは必須ではありません。作る場合の科目別の書き方、条文で確認済みの数字を使ったまとめノートの項目例3種、間違いノートの書式、ノートに頼らない復習の流れを整理。問題ページへのリンクと、数字の確認日の残し方つきです。

目次
  1. ノートを作る意味と、作らない選択
  2. ノートの作り方:科目別に何を書くか
  3. まとめノートの項目例:条文にもとづく数字を使った3種類
  4. 間違いノートの書式
  5. ノートに頼らない復習の流れ
  6. ノートの数字を、古くしない方法
  7. 当サイトの問題を、ノートの素材にする
  8. まとめ
結論:宅建のノートは、必須ではありません。試験は50問・四肢択一式の筆記試験で(RETIO)、当サイトは、時間をかけるべきなのは問題を解く練習だと考えます。ノートを作る場合は、テキストの写しではなく、問題で間違えた論点だけを、数字・区域・手続の表にして作ります。ノートに頼らない選択もあり、その場合は、問題の解説と条文で復習します。以下の「当サイトの考え方」は、公的な資料の裏付けがあるわけではなく、当サイトの設計です。
あなたの状況ノートの扱い理由(当サイトの考え方)
問題演習を始めたばかり作らない。間違えた論点の印だけ残す全体を写すより、問題を解く時間を確保する
間違いが同じ論点に集まる論点ごとの「まとめノート」を1ページ作る数字・区域・手続が混ざる論点は、表にすると違いが見える
直前期(試験前の数週間)間違いノートと数字の表だけを見返す全部を読み直す時間は取れない
民法などの基礎が既にある民法のノートは作らず、問題の解説で確認作る時間を、他の区分の演習に回せる

試験の形式は、RETIOの宅建試験の概要で確認できます。

宅建試験の形式:50問・四肢択一式、試験時間は午後1時〜午後3時(2時間。登録講習修了者は午後1時10分〜午後3時)。試験日は毎年1回、10月の第3日曜日。最終確認日:2026-10-03。出典:RETIO 宅建試験の概要。

ノートを作る意味と、作らない選択

ノートを作る意味は、2つに分けられます。

  • 整理:数字・区域・手続を、1か所に並べて違いを見える形にする
  • 復習の効率化:直前期に、全体を読み直さず、自分が間違えた箇所だけを見返す

ノートを作らない選択にも、合理性があります。ノート作りが目的になると、問題を解く時間が減ります。テキストや問題集の表をそのまま使える場合は、写すだけのノートは要りません。

ここまでの「作る・作らない」の線引きは、当サイトの考え方です。RETIOの試験概要は、試験の内容を7つの項目で示していますが、学習方法には触れていません。

ノートの作り方:科目別に何を書くか

RETIOの試験概要は、試験の内容を「土地・建物の形質」「権利及び権利の変動」「法令上の制限」「税」「需給に関する法令及び実務」「価格の評定」「宅建業法及び関係法令」の7項目で示しています(宅建業法施行規則8条)。当サイトの問題(360問)は、次の4区分です(2026-10-03集計)。

区分当サイトの問題数ノートに書くもの避けること
宅建業法140問数字と期限の表(日数・割合・金額)、書面の記載事項の比較条文の丸写し
権利関係(民法など)100問登場人物(A・B・C)の関係図、誰が誰に主張できるかの一覧判例の細部を全部書くこと
法令上の制限60問区域×規模×手続(許可・届出)の表区域の定義を、数字と切り離して覚えること
税その他60問税目ごとの「誰が・何に・いつ」の整理。数字には年度と出典を併記古い年度の数字をそのまま書くこと

区分の順番や、いつ何から始めるかは、宅建の勉強の順番にまとめています。

まとめノートの項目例:条文にもとづく数字を使った3種類

ここでは、実際にノートに写せる形の例を、3つ挙げます。数字は、当サイトの別の記事で、e-Gov 法令検索の条文にもとづいて示したものです(2026-10-03 時点)。

① 数字・期限型(宅建業法の名義貸しと専任の宅建士)

項目内容根拠
業務停止(13条違反)1年以内の期間を定めて命ずることができる宅建業法65条2項2号
免許取消情状が特に重いときなどは取り消さなければならない66条1項9号
宅建士の事務禁止1年以内68条2項
情状が特に重い処分などによる登録消除後に、登録できない期間処分の日から5年68条の2第1項4号・18条1項9号
専任の宅建士の割合(事務所)業務従事者に対して5分の1以上施行規則15条の5の3
専任の宅建士が足りなくなったとき2週間以内に是正の措置31条の3第3項

詳しい条文は宅建の名義貸しにあります。

② 区域×規模型(都市計画法の開発許可)

区域許可が必要になる規模根拠
市街化区域1,000㎡以上(特別区の区域などは500㎡以上)都市計画法29条1項1号・施行令19条
市街化調整区域規模にかかわらず29条1項(1号の例外が及ばない)
区域区分のない都市計画区域・準都市計画区域3,000㎡以上施行令19条1項
都市計画区域・準都市計画区域の外1ヘクタール以上29条2項・施行令22条の2

詳しくは都市計画法をわかりやすくにあります。

③ 比較型(手続の名前を並べる)

場面手続相手方根拠
都市計画施設の区域内で建築物を建築する許可都道府県知事等都市計画法53条1項
地区計画の区域内で建築物の建築などをする着手の30日前までに届出市町村長58条の2第1項
都市計画事業の事業地内の土地建物等を有償で譲り渡す届出(公告の日の翌日から起算して10日を経過した後)施行者67条1項

比較型の表は、「許可と届出」「期限」「相手方」が混ざりやすい論点で役立ちます。

この論点の問題を解く

間違いノートの書式

まとめノートより先に作るなら、間違いノートです。1行ずつ、次の項目を書きます(項目は当サイトの案です)。

項目書く内容の例
問題の場所科目と問番号(問題ページのURLを貼っても可)
自分の答えと正解選んだ記述と、正しい記述
間違えた理由の型数字の読み違い/主語の取り違い/例外を忘れた/条文を知らなかった/問題文の「誤っているもの」を「正しいもの」と読んだ
根拠条文の番号、または問題ページの解説
次に解く日再び解く予定の日付

「間違えた理由の型」を分けておくと、同じ型の間違いが並びます。たとえば、「誤っているもの」を問う問題で、正しい記述を選んでしまう型は、問題文の「誤っている」「正しい」に印をつける習慣が対策になると、当サイトは考えます。

ノートに頼らない復習の流れ

ノートを作らない場合の流れを、1つの例として示します(当サイトの案です)。

  • ① 問題を解く(同じ論点の問題をまとめて解く)
  • ② 解説で、間違えた記述の根拠(条文の番号)を確認する
  • ③ 条文は e-Gov 法令検索で、該当する条の本文を読む
  • ④ 間違えた問題を、数日あけてもう一度解く
  • ⑤ 弱点診断で、どの区分が弱いかを確認する

当サイトの問題は、論点ごとに、初級・標準・上級の3段階の解説がついています。ノートに写さなくても、解説を読み返せば、根拠を確認できます。

ノートの数字を、古くしない方法

数字を書いたノートは、法改正と年度の切り替えで古くなります。当サイトの案として、次の習慣を挙げます。

  • 数字の行ごとに、条文の番号と確認した日付、出典のページ(e-Gov 法令検索など)を書く
  • 試験前に、基準日(試験を実施する年度の4月1日)以降の改正がないか、e-Govの該当する法律で確認する
  • 税や報酬など、年度で変わる数字は、年度を数字の隣に書く

RETIOの試験概要によると、出題の根拠となる法令は、試験を実施する年度の4月1日現在施行されているものです。ノートの数字は、この基準日の時点のものにそろえます。

当サイトの問題を、ノートの素材にする

当サイトの宅建の問題は360問(宅建業法140問・権利関係100問・法令上の制限60問・税その他60問。2026-10-03集計)で、論点ごとに、3段階の解説がついています。ノートに書く内容は、問題ページで確認した解説と条文から選びます。

問題の中身を、ノートに写す必要はありません。ノートには、「何を間違えたか」「根拠の条文」「次に解く日」だけを書けば足ります。

まとめ

  • 宅建のノートは必須ではない。試験は50問・四肢択一式(RETIO)で、問題を解く練習が中心
  • 作るなら、間違えた論点から。全体の写しは作らない
  • ノートの形は、数字・期限型、区域×規模型、比較型の3つ。各行に条文の番号と確認日を書く
  • 間違いノートは、「間違えた理由の型」を分けて書くと、次に同じ型の間違いを防ぎやすい
  • ノートを作らない場合は、問題の解説→条文→再演習の流れで復習する
著作権・正確性の方針:本サイトは一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)と一切関係ありません。掲載問題は出題範囲を参照した合格ナビ独自の自作問題です。

よくある質問

Q宅建は、ノートを作らないと合格できませんか。

RETIOの試験概要は、試験を「50問・四肢択一式による筆記試験」と説明していて、ノートの作成を求める記載はありません。ノートの有無と合否を比べた公的なデータは、RETIOの試験概要には載っていません。ノートは、自分に必要な場合だけ作る学習の道具だと当サイトは考えます。

Q手書きとパソコン・スマホのノートは、どちらが良いですか。

二つを比べた公的なデータは、この記事で参照した資料には載っていません。当サイトの考え方では、選ぶ基準は、直前期に見返しやすいことと、数字を更新しやすいことです。表は、どちらの方法でも作れます。

Qノートに書いた数字が、法改正で古くなるのを防ぐには。

数字を書いた行に、条文の番号と確認した日付、出典のページを1行足しておくと、見直すときに確認できます。宅建試験で出題の根拠になる法令は、試験を実施する年度の4月1日現在施行されているものです(RETIOの試験概要)。

Qまとめノートは、いつから作り始めればよいですか。

当サイトの考え方では、最初の問題演習で間違えた論点から作り始めます。テキストを読みながら全体を写すと時間がかかり、問題を解く時間が減るためです。これは当サイトの考えであり、公的な資料に根拠があるわけではありません。

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法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月3日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

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