保育士試験の全体像を、全国保育士養成協議会・こども家庭庁・児童福祉法の公表内容でまとめた案内ページです。実施する機関、前期と後期、筆記9科目の配点と試験時間、満点の6割という合格基準、実技試験(3分野から2分野)、受験資格、科目合格の有効期間、地域限定保育士試験、合格後の登録までを、出典と確認日つきで整理し、詳しい記事へ案内します。
目次
結論:保育士試験は、児童福祉法に基づき、都道府県知事が毎年1回以上行う試験です。実際の試験事務は、都道府県知事が指定した指定試験機関の全国保育士養成協議会(以下「協議会」)が行っています。試験は、筆記試験(9科目)と実技試験の2段階で、筆記試験は科目ごとに満点の6割以上で合格です。実技試験は、筆記試験の全科目に合格した方が、音楽・造形・言語の3分野から2分野を選んで受けます。合格した科目は、合格した年を含めて3年間有効です。合格しただけでは保育士として働けず、別に保育士登録が必要です。令和8年後期の筆記試験は10月24日(土)・25日(日)、実技試験は12月13日(日)です。
令和8年後期の試験日:筆記試験は令和8年10月24日(土)・25日(日)、実技試験は令和8年12月13日(日)。自然災害等により試験が中止となった場合、再試験は行われない。最終確認日:2026-10-12。出典:全国保育士養成協議会 令和8年【後期】。
このページは、保育士試験の「地図」です。各項目は、協議会などの公表内容を短く要約し、詳しい記事へのリンクを付けました。根拠は、協議会、こども家庭庁、e-Gov 法令検索の公表内容だけです。合格ナビは協議会とは関係のないサイトで、サイトの問題と解説は合格ナビが独自に作ったオリジナル教材です。
検索でよく聞かれる4つの疑問に、公表された事実で答えます
保育士試験は難しいですか
難しいか易しいかは、公表されている資料からは数字で示せません。こども家庭庁の「保育士試験の実施状況(令和7年度)」の表には「申請者数」と「合格者数」の欄があり、実際に試験を受けた人数を示す「受験者数」の欄がありません(2026-10-12 時点)。受験者に対する合格率を計算する分母がないため、当サイトは合格率を載せていません。数字の読み方は合格率・合格基準の記事で扱っています。
公表されている試験の作りは次のとおりです。
- 筆記試験は9科目で、各科目で満点の6割以上が合格です
- 教育原理と社会的養護は、両科目とも6割以上でないと合格になりません
- 1回で全科目に合格する必要はなく、合格した科目は合格した年を含めて3年間有効です
独学で取れますか
受験資格を満たしている方であれば、受験できます。協議会のQ&Aは、受験の年齢の上限について「ありません。受験資格を満たしている方であればどなたでも受験できます。」と答えています。受験資格は、学歴や児童福祉施設での勤務などの区分で定められています。協議会の受験資格詳細には、指定保育士養成施設の修了や、講座・講習の受講を受験の条件とする記載がありません(2026-10-12 時点)。
受験資格の確認は保育士資格の取り方の記事、勉強の進め方は独学の勉強法の記事を見てください。
日程はいつですか
令和8年後期は、筆記試験が10月24日(土)・25日(日)、実技試験が12月13日(日)です。受験申請の期間は7月23日(木)午後5時まで(郵送申請は当日消印有効)で、すでに過ぎています。次の機会は令和9年の前期と後期で、日程は次の節にまとめています。
令和8年後期の受験申請期間:令和8年7月3日(金)午前10時から7月23日(木)午後5時まで(郵送申請は7月23日当日消印有効)。最終確認日:2026-10-12。出典:全国保育士養成協議会 令和8年【後期】。
申込みの方法、受験票、結果の公開日は試験の日程・申込みの記事に書いています。
何ヶ月かかりますか
協議会の試験案内・Q&Aのページには、合格までに必要な期間や勉強時間の記載がありません(2026-10-12 時点)。期間は、受ける科目の数と回数で変わります。公表されている仕組みは次のとおりです。
- 試験は、令和8年・令和9年とも前期と後期に分けて案内されています
- 合格した筆記試験の科目は、合格した年を含めて3年間有効です。条件を満たすと、最長5年まで延長できます
- 筆記試験の全科目に合格すると実技試験に進みます。筆記試験全科目合格の有効期限内であれば、実技試験は何年かかって合格してもよいとされています
つまり、1回で全部を目指す方法と、数回に分けて科目を重ねる方法のどちらも、公表された仕組みの中で選べます。
保育士試験とは|誰が行い、何が得られる試験か
児童福祉法第18条の4は、保育士を、保育士登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育と児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者と定めています。協議会は「保育士試験とは」のページで、保育士を国家資格と位置づけています(2026-10-12 確認)。
協議会のQ&Aは、保育士の資格を得る方法として、(1) 都道府県知事の指定する保育士を養成する学校その他の施設で所定の課程・科目を履修し卒業する、または (2) 保育士試験に合格する、と説明しています。児童福祉法第18条の6は、このほか、地域限定保育士登録を受けた日から3年を経過し、内閣府令で定める期間以上その業務に従事した者も、保育士となる資格を有すると定めています(この記事の「地域限定保育士試験」の節を参照)。
| ルート | 内容 | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| 試験ルート | 保育士試験に合格する | このページと、各項目の記事 |
| 養成施設ルート | 指定保育士養成施設を卒業する | 指定保育士養成施設とは |
名称や「免許」との違い、法令上の位置づけは保育士資格とはにまとめています。
試験を行うのは都道府県知事です。児童福祉法第18条の8第2項に「保育士試験は、毎年一回以上、都道府県知事が行う。」とあります。第18条の9は、都道府県知事が指定試験機関に試験事務を行わせることができると定めています。協議会は、全都道府県知事から指定を受けて保育士試験に関する事務を実施していると説明しています(協議会について)。
前期と後期|令和9年までの日程
協議会は、令和8年と令和9年の保育士試験を、前期と後期に分けて案内しています。
令和9年の試験日:令和9年前期は筆記試験が令和9年4月17日(土)・18日(日)、実技試験が6月27日(日)。令和9年後期は筆記試験が令和9年10月23日(土)・24日(日)、実技試験が12月12日(日)。自然災害等により試験が中止となった場合、再試験は行われない。最終確認日:2026-10-12。出典:全国保育士養成協議会 保育士試験を受ける方へ。
令和9年前期の受験申請の方法と期間は、協議会が令和8年12月下旬頃に掲載する予定としています。令和9年後期は、令和9年6月下旬頃です。申請期間は2026-10-12 時点で公表されていないため、日付を推測せず、協議会の試験案内で確かめます。
筆記結果の公開は、令和8年後期の場合、次の予定です。
令和8年後期の結果の公開日:筆記試験結果は令和8年11月30日(月)10時予定。合格通知書などは令和9年1月12日(火)10時予定。最終確認日:2026-10-12。出典:全国保育士養成協議会 試験結果(後期)。
筆記試験の正答がいつ載るか、当日の夜にできることは解答速報はいつ出るかの記事で説明しています。
筆記試験|9科目の配点と試験時間、科目別の記事
筆記試験は、マークシート方式で行われます。令和8年後期の9科目と、満点・試験時間は次のとおりです。教育原理と社会的養護は各50点・30分、ほかの7科目は各100点・60分です。
| 日 | 科目 | 満点 | 試験時間 | 詳しい記事・問題 |
|---|---|---|---|---|
| 1日目 | 保育の心理学 | 100点 | 60分 | 範囲と学び方・問題 |
| 1日目 | 保育原理 | 100点 | 60分 | 範囲と学び方・問題 |
| 1日目 | 子ども家庭福祉 | 100点 | 60分 | 範囲と学び方・問題 |
| 1日目 | 社会福祉 | 100点 | 60分 | 範囲と学び方・問題 |
| 2日目 | 教育原理 | 50点 | 30分 | 範囲と学び方・問題 |
| 2日目 | 社会的養護 | 50点 | 30分 | 範囲と学び方・問題 |
| 2日目 | 子どもの保健 | 100点 | 60分 | 範囲と学び方・問題 |
| 2日目 | 子どもの食と栄養 | 100点 | 60分 | 範囲と学び方・問題 |
| 2日目 | 保育実習理論 | 100点 | 60分 | 範囲と学び方・問題 |
令和8年後期の筆記試験の科目と配点:1日目(10月24日)は保育の心理学・保育原理・子ども家庭福祉・社会福祉が各100点・試験時間60分。2日目(10月25日)は教育原理・社会的養護が各50点・試験時間30分、子どもの保健・子どもの食と栄養・保育実習理論が各100点・試験時間60分。最終確認日:2026-10-12。出典:全国保育士養成協議会 試験日程・科目(後期)・全国保育士養成協議会 筆記試験(後期)概要。
児童福祉法施行規則第6条の10は、筆記試験の科目を、保育原理・教育原理及び社会的養護・子ども家庭福祉・社会福祉・保育の心理学・子どもの保健・子どもの食と栄養・保育実習理論の8つに分けて定めています。協議会の「保育士試験とは」のページも同じ一覧を載せています。実際の試験では、教育原理と社会的養護を別々の試験時間で受けるため、協議会の時間割では9科目として扱われます。
受ける科目は選べます。協議会のQ&Aは、受験したい科目のみ受験すればよく、受験しない科目の時間は会場に行く必要がなく、欠席の連絡も不要としています。時間割、入室の時刻、持ち物は日程・申込みの記事にあります。
科目の範囲は、法令や保育所保育指針などと結びついています。科目をまたいで使う文書は、次の記事で整理しています。
合格基準|科目ごとに満点の6割
筆記試験の合格基準は、協議会が次のように案内しています。
筆記試験の合格基準 令和8年後期:各科目で満点の6割以上。教育原理と社会的養護は、両科目とも満点の6割以上でなければ合格にならない(片方のみ6割以上でも合格とはならない)。最終確認日:2026-10-12。出典:全国保育士養成協議会 筆記試験(後期)概要。
協議会は「各科目において、満点の6割以上得点した者を合格とします。」と案内しています。100点の科目は60点、50点の科目は30点が6割にあたります(当サイトの計算)。判定は9科目の総得点ではなく、科目ごとです。
合格基準の考え方、公表されている申請者数と合格者数の読み方は合格率・合格基準の記事にまとめています。
実技試験|音楽・造形・言語から2分野を選ぶ
実技試験は、筆記試験の全科目に合格した方だけが受けます。児童福祉法施行規則第6条の10は、実技試験について「実技試験は、筆記試験の全てに合格した者について行う。」と定めています。幼稚園教諭免許状所有者などの実技試験免除者は受けません。
実技試験の分野と合格基準 令和8年後期:実技試験は令和8年12月13日(日)。分野は、音楽に関する技術、造形に関する技術、言語に関する技術の3つから必ず2分野を選ぶ。すべて50点満点。選んだ2分野ともに、満点の6割以上を得点した者が合格。受験申請後の分野変更はできない。最終確認日:2026-10-12。出典:全国保育士養成協議会 実技試験(後期)概要。
分野ごとの課題、持ち物、試験中の決まりは実技試験の記事で扱っています。名前に「実習」を含む「保育実習理論」は筆記試験の科目で、実技試験とは別です。範囲は保育実習理論の記事に書いています。
受験資格の概要
受験資格は、児童福祉法施行規則第6条の9に基づいて定められ、細かな基準は協議会の「受験資格詳細」に載っています。協議会は、次のいずれかに該当する方に受験資格があるとしています(2026-10-12 確認)。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 学歴で受験する | 大学に一定期間在学して所定の単位を修得した者、高等専門学校・短期大学・専修学校の専門課程などを卒業した者(卒業見込みの区分あり) |
| 児童福祉施設での勤務経験 | 高等学校卒業者等で、児童福祉施設において、一定の年数・総勤務時間数、児童の保護に従事した者。学歴の区分を問わず、児童福祉施設でより長い年数・総勤務時間数、児童の保護に従事した者 |
| 経過措置 | 平成3年3月31日までの高等学校卒業者など |
| 知事認定 | 児童福祉施設以外の一定の施設等での勤務経験などについて、都道府県知事の認定を受けた者 |
年数や時間の基準、児童福祉施設の種類、知事認定の対象施設は、保育士資格の取り方の記事に表にしています。年齢の上限はありません。学校を卒業して資格を得るルートは指定保育士養成施設の記事で、働きながら受けるときの計画の立て方は社会人・主婦の記事で扱っています。
科目合格と有効期間
保育士試験は、筆記試験の科目ごとに合格でき、合格した科目は次の試験へ持ち越せます。
合格した筆記試験科目の有効期間:合格した年を含めて3年間有効。通常3年間の有効期間は、対象施設で所定の勤務期間と勤務時間、児童等の保護に従事した場合、最長5年まで延長できる。最終確認日:2026-10-12。出典:全国保育士養成協議会 保育士試験Q&A・全国保育士養成協議会 合格科目免除期間延長制度について。
協議会のQ&Aは「合格した年を含めて3年間有効です。」と答えています。たとえば令和8年に合格した科目は、令和9年・令和10年の試験でも免除が有効です。
持っている免許や資格による免除もあります。協議会の幼稚園教諭免許状所有者の免除のページによると、幼稚園教諭免許状の所有者(臨時免許を除く)は、保育の心理学・教育原理・実技試験が免除になります。社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の資格所有者の免除と、条件、必要書類は、科目と科目免除の記事にまとめています。福祉士資格の試験対策は、当サイトの社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士のページにあります。
地域限定保育士試験
地域限定保育士試験は、通常の保育士試験とは別の試験です。協議会のQ&Aは、「筆記試験」と、各自治体が実施する「保育実技講習会」で行うと説明しています。筆記試験の合格者が講習会を受講・修了すると、実技試験が免除になります。
地域限定保育士から全国で働く保育士になる条件:地域限定保育士として登録後、3年が経過し、かつ地域限定保育士の業務に1年以上かつ1,440時間以上従事した場合に、申請により、全国で働ける通常の保育士登録を受けられる。最終確認日:2026-10-12。出典:全国保育士養成協議会 保育士試験Q&A。
地域限定保育士試験に合格したあとで通常の保育士試験を受けると、過去の筆記試験の合格科目の免除は使えず、初受験扱いになります。実施する自治体、仕組み、登録後の働き方は地域限定保育士の記事にまとめています。
合格後|保育士登録が別に必要です
試験に合格して保育士となる資格を得ても、すぐに保育士と名乗れるわけではありません。児童福祉法第18条の18第1項は、保育士となる資格を有する者が保育士となるには、保育士登録簿に、氏名、生年月日その他内閣府令で定める事項の登録を受けなければならないと定めています。同法第18条の23は「保育士でない者は、保育士又はこれに紛らわしい名称を使用してはならない。」と定めています(e-Gov 法令検索の現行条文・2026年10月12日確認)。
登録の申請先、必要書類、費用、保育士証が届くまでの流れは保育士登録の手続きの記事に、登録後に氏名や本籍地が変わったときの手続きは保育士証の書換え・再交付の記事にあります。
勉強の進め方|範囲の確かめ方と、使える入口
協議会の試験案内には、必要な勉強時間の記載がありません(2026-10-12 時点)。この記事でも、時間の目安は示しません。進め方を決める手がかりは、公表されている次の情報です。
- 範囲を確かめる:科目別の出題範囲は、協議会の「保育士試験とは」のページから入手できます。法令・保育所保育指針などは、試験の基準日までに施行されたものに基づいて出題されます。
出題の基準日 令和8年後期:筆記試験における法令・保育所保育指針等は、令和8年4月1日以前に施行されたものに基づいて出題される。最終確認日:2026-10-12。出典:全国保育士養成協議会 筆記試験(後期)概要。
- 協議会の過去問を使う:協議会は「過去の試験問題」のページを公開しています。どの回が載っているか、使い方と注意点は過去問の入手先の記事にまとめています。
- 勉強の順番と計画を決める:問題数と試験時間から「1周にかかる時間」を数える方法は独学の勉強法の記事にあります。
- 一問一答やアプリを使う:選ぶときに確かめる点は一問一答・アプリの記事に書きました。合格ナビは、ブラウザだけで、登録もインストールもなしで、筆記9科目のオリジナル問題を解けます。
合格ナビのオリジナル問題は、協議会が公表している過去の試験問題とは別のものです。協議会の問題は、協議会のページで直接見てください。
まとめ:全体像と、次にやること
- 保育士試験は、都道府県知事が毎年1回以上行う試験で、事務は指定試験機関の協議会が行っています
- 筆記試験は9科目で、科目ごとに満点の6割以上が合格です。教育原理と社会的養護は両方で6割以上が必要です
- 筆記試験の全科目に合格した方が、実技試験(3分野から2分野)に進みます
- 合格した科目は、合格した年を含めて3年間有効です。最長5年まで延長できる制度があります
- 合格後は、保育士として働く前に保育士登録が必要です
次にやることは、自分の状況に合わせて選びます。
- 受験資格を確かめる:保育士資格の取り方
- 日程と申込みを確かめる:試験の日程・申込み・合格発表
- 免除や持ち越せる科目を確かめる:科目と科目免除
- 実技の分野を決める:実技試験
- まず解いてみる:科目一覧・演習モード・模擬試験・出題内訳と合格基準・保育士の資格トップ
出典の一覧:全国保育士養成協議会 保育士試験とは、全国保育士養成協議会 保育士試験Q&A、全国保育士養成協議会 受験資格詳細、全国保育士養成協議会 免除制度について、全国保育士養成協議会 実技試験(後期)概要、こども家庭庁 保育士試験の実施状況(令和7年度)(PDF)、e-Gov 法令検索 児童福祉法、e-Gov 法令検索 児童福祉法施行規則。数字は2026-10-12 時点のものです。
よくある質問
Q保育士試験は、国が実施する試験ですか?
児童福祉法第18条の8第2項に「保育士試験は、毎年一回以上、都道府県知事が行う。」とあります。同法第18条の9は、都道府県知事が、一般社団法人または一般財団法人であって試験事務を適正かつ確実に実施できると認められるものを指定試験機関として指定し、試験事務を行わせることができると定めています(e-Gov 法令検索の現行条文・2026年10月12日確認)。協議会は、保育士試験の指定試験機関として試験を実施しています。試験の根拠は国の法律で、行うのは都道府県知事です。
Q前期と後期の両方を受けなければなりませんか?
受けなければならないという決まりはありません。協議会のQ&Aは、今年初めて受験する方の「全ての科目を受験しないといけないのか」という質問に、受験したい科目のみ受験すればよいと答えています。前期と後期のどちらで受けるかも、受けたい科目に合わせて選べます。ただし、同じ年に合格した科目は再受験できません。たとえば令和8年前期に合格した科目は、令和8年後期では再受験できず、受験票には「免」と記載されます(協議会 保育士試験Q&A・2026年10月12日確認)。
Q試験で問われる範囲は、どこで確かめられますか?
協議会の「保育士試験とは」のページに、科目別の出題範囲(抜粋版)と、厚生労働省の局長通知(平成15年12月1日雇児発第1201002号の出題範囲、平成15年12月9日付け雇児発第1209001号の教科目の教授内容)への案内があります。法令や保育所保育指針などは、令和8年後期の筆記試験では、令和8年4月1日以前に施行されたものに基づいて出題されると案内されています(協議会 保育士試験とは・筆記試験(後期)概要・2026年10月12日確認)。科目ごとの整理は、この記事の「筆記試験」の節から各科目の記事へ進めます。
Q幼稚園教諭免許状を持っています。試験は全部受けるのですか?
協議会の「幼稚園教諭免許状所有者の免除について」のページによると、幼稚園教諭免許状の所有者(臨時免許を除く)は、免除申請により、保育の心理学・教育原理・実技試験が免除になります。それ以外の科目は、特例制度などほかの免除に当たらなければ受験します。条件と書類は協議会の案内で確かめます。免許状の区分ごとの違いや、福祉士資格による免除は、科目免除の記事にまとめています(協議会 幼稚園教諭免許状所有者の免除について・2026年10月12日確認)。
法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月12日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

