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宅建の一問一答四択問題を選択肢ごとに○×で解く使い方と引っかけの見分け方

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

宅建の一問一答を、合格ナビの自作四択360問(選択肢1,440個)で無料で解く方法。分野別の問題数、○×の引っかけ5パターンを条文つきの自作例で示し、本試験と同じ四択50問の形式へ移る手順も確認できます。

目次
  1. 1. 一問一答・四択・本試験形式の違い
  2. 2. 合格ナビで一問一答のように解く手順(登録不要)
  3. 3. 分野別の使い方(業法・権利関係・法令上の制限・税その他)
  4. 4. ○×の引っかけ5つ(自作の例と条文)
  5. 5. 「のみ」「すべて」「常に」などの語を含む選択肢
  6. 6. 一問一答から本試験の形式へ移る
  7. 7. 一問一答だけでは足りない点
  8. 8. 合格ナビで確認できる範囲
結論:宅建の本試験は四肢択一50問・2時間で、一問一答という出題形式はありません。一問一答は「四択のア〜エを、1つずつ○×で読む練習」として使えます。合格ナビには、自作の四択360問(選択肢1,440個)があり、登録なしで無料で解けます。分野は宅建業法140問・権利関係100問・法令上の制限60問・税その他60問です。

宅建の一問一答を、合格ナビの問題でどう使えばよいかをまとめます。分野別の問題数、○×で間違えやすい5つの型(条文つきの自作例)、一問一答から本試験の形式へ移る手順を扱います。暗記する数字の一覧は宅建の暗記一覧に分けています。

宅建の試験の形式と令和7年度の数字:四肢択一50問・2時間(登録講習修了者は45問)、毎年1回10月の第3日曜日。令和7年度は受験者245,462人・合格者45,821人・合格率18.7%・合格基準点50問中33点(登録講習修了者は45問中28点)。最終確認日:2026-10-04。出典:不動産適正取引推進機構 試験の概要・同 試験実施概況。

1. 一問一答・四択・本試験形式の違い

一問一答(○×)四択問題(合格ナビの問題)本試験の形式
1問で答えること1つの記述の正誤4つの記述から、問いに合う1つを選ぶ同じ(50問を2時間で)
鍛えられること記述ごとの正誤の判断選択肢を見比べて絞る力時間配分を含めた解く力
弱点になりやすい点他の選択肢と比べる練習ができない1問に4つの論点が入り、どこで間違えたか分かりにくい—

試験の方法は不動産適正取引推進機構 試験の概要によります。当サイトの360問はすべて四択で、1,440個の選択肢があります(2026-10-02 書き出しのデータを2026-10-04 に集計)。


2. 合格ナビで一問一答のように解く手順(登録不要)

問題ページには、次の機能があります(本番ページで2026-10-04 に確認)。

  • 選択肢は、キーボードの1〜4で選べます。タップするとすぐに答え合わせができ、「答えだけ見る」も選べます
  • 解説は、初級・標準・上級の3レベルがあり、「この問題の根拠」に条文と e-Gov の原文へのリンクがあります
  • 答え合わせのあとに、「自信あり」「たまたま」「わからなかった」の3つから自信の度合いを選べます。記録は、登録なしで、その端末のブラウザに保存されます

一問一答のように使うなら、次の手順がおすすめです(当サイトの提案で、決まった正解はありません)。

  • ①問題文を読み、答えを選ぶ前に、ア〜エを1つずつ「○(正しい)」「×(誤り)」「?」に分ける
  • ②答えを選んで答え合わせをする。自分の○×の分け方と、正解を比べる
  • ③ずれた選択肢は、解説と根拠条文で、どの語句で判断が分かれたかを確認する
  • ④「?」にした選択肢と、「たまたま」を選んだ問題は、日を置いてもう一度解く

選択肢ごとに○×だけを返す画面は、当サイトにはありません。問題文が「誤っているもの」を問う場合、正解は誤った記述になる点に注意してください。


3. 分野別の使い方(業法・権利関係・法令上の制限・税その他)

当サイトの宅建の問題(360問)の分野ごとの問題数です。自作の論点別問題の数で、本試験の出題数ではありません。

分野問題数内訳(問題数)
宅建業法140問宅建業の意味と免許15・宅建士の登録10・営業保証金11・媒介契約14・重要事項の説明15・37条書面15・8種制限14・報酬額15・業務上の規制16・監督処分15
権利関係100問民法総則14・物権16・債権20・借地借家法20・区分所有法20・不動産登記法10
法令上の制限60問都市計画法・建築基準法・農地法・国土利用計画法・盛土規制法など
税その他60問不動産取得税12・固定資産税10・所得税(譲渡所得)8・登録免許税8・印紙税6・鑑定評価6・地価公示法5・統計4・景品表示法1

宅建業法:条文の語句と数字で○×が分かれる

宅建業法は、数字・期間・誰が何をするかで正誤が決まる記述が多い分野です。まず1つの条文(35条、37条、37条の2)に絞り、ア〜エを○×で読みます。

権利関係:「登記があるか」「誰に対して」を○×の前に確認する

民法・借地借家法は、事例の登場人物(A・B・C)の関係を図にしてから、記述ごとに○×を考えます。

法令上の制限:数字と地域の組み合わせを1つずつ

用途地域・建蔽率・建築確認など、地域や建物の種類ごとに数字が変わる記述です。条文の別表や数字は、法令上の制限の記事でまとめて確認できます。

税その他:誰が・いつの時点で、を○×で

税は、納税義務者・課税の主体・時点の記述が中心です。数字は年度で変わることがあるため、当サイトの問題は、問題ページの「法令の確認日」を見て使ってください。


4. ○×の引っかけ5つ(自作の例と条文)

次の6つの記述は、当サイトが作った例です(本試験の問題ではありません)。条文は e-Gov 法令検索で確認(2026-10-04 時点の現行条文):宅地建物取引業法・民法。

記述(自作の例)○×根拠引っかけの型
宅建業者が自ら売主となる売買で、事務所等以外の場所で買受けの申込みをした買主は、クーリング・オフができる旨を告げられた日から起算して8日を経過したときは、書面による申込みの撤回等ができなくなる○宅建業法37条の2第1項1号—
同じ場面で、申込みをした日から起算して8日を経過すると、申込みの撤回等ができなくなる×同号(「告げられた日から起算」)起算点・数字のすり替え
同じ場面で、買主が代金の全部を支払ったときは、引渡しを受けていなくても、申込みの撤回等はできなくなる×同項2号(引渡しを受け、かつ代金の全部を支払)「かつ」の条件の片方だけ
未成年者が法定代理人の同意を得ずにした法律行為は、その内容にかかわらず取り消すことができる×民法5条1項ただし書・2項例外を許さない言い方(「内容にかかわらず」)
重要事項の説明は、宅建業者の代表者であれば、宅建士でなくても行うことができる×宅建業法35条1項(「宅地建物取引士をして…説明をさせなければならない」)主語の入れ替え(宅建士→代表者)
不動産の売買で所有権が移転した場合、売主と買主の間でも、登記がなければ所有権の移転を主張できない×民法176条(当事者の意思表示のみで効力)・177条(登記がなければ「第三者に対抗」できない)当事者間と第三者の区別

各型の読み方は次のとおりです。

  • 起算点・数字:期間や数字を覚えるだけでなく、「何の日から数えるか」までを条文の文言で確認します。37条の2第1項1号は「その告げられた日から起算して八日」と定めています
  • 「かつ」の条件:2つの条件がつながる条文は、片方だけの記述が×になります。37条の2第1項2号は、引渡しを受けたことと、代金の全部を支払ったことの両方を求めています
  • 例外を許さない言い方:民法5条1項には「単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない」というただし書があります。「内容にかかわらず」「常に」「一切」といった言い方は、ただし書や例外があるかを確認します
  • 主語の入れ替え:35条1項は、重要事項の説明を宅建業者が「宅地建物取引士をして」させると定めています。誰が行うのか(宅建士か、宅建業者か、代表者か)を確認します
  • 当事者間と第三者:民法177条が登記を求めるのは「第三者に対抗する」場面です。当事者間は176条の意思表示のみで効力が生じます

同じ型は、次の問題でも確認できます。


5. 「のみ」「すべて」「常に」などの語を含む選択肢

当サイトの360問・1,440個の選択肢のうち、「のみ」「すべて」「常に」「一切」「いかなる」のいずれかを含む選択肢は161個です。そのうち、正解の選択肢は13個でした(誤りを問う問題では、正解は誤った記述です。2026-10-04 集計)。当サイトの自作問題での傾向で、本試験の傾向ではありません。

また、設問が「誤っているもの」「正しくないもの」などを問う問題は46問、「正しいもの」「適切なもの」などを問う問題は310問でした。設問の問い方を取り違えると、正誤の判断が合っていても答えが逆になります。

語句だけで○×を決めると、例外のある条文で間違えます。断定の語があったら、その条文にただし書や例外がないかを確認する、という使い方がおすすめです。


6. 一問一答から本試験の形式へ移る

本試験は四肢択一50問・2時間です。令和7年度の合格基準点は、50問中33点でした(登録講習修了者は45問中28点)。合格基準点は年度ごとに変わります。

一問一答で記述ごとの正誤を固めたあとは、四択の形式に戻し、次の練習をします(当サイトの提案です)。

  • 選択肢を見比べて、「いちばん自信のある○」と「いちばん自信のある×」から絞る
  • 1問ごとの時間を測る。本試験の2時間は、50問に対して1問あたり平均2.4分です(120分÷50問。当サイトの計算)
  • 分野ごとの弱点は、宅建の弱点診断で確認する

勉強全体の流れは宅建の勉強の順番にあります。


7. 一問一答だけでは足りない点

  • 他の選択肢と見比べて絞る練習は、四択の形式のほうが向いています(学習方法ごとの効果を示した公式資料はないため、当サイトの考え方です)
  • 1つの記述の正誤が分かっても、「なぜその条文でそうなるのか」が分からないと、言い方を変えた記述で間違えます。根拠条文に戻って確認します
  • 数字や税の記述は、試験年度の法令で変わることがあります。当サイトの問題ページには、「法令の確認日」を載せています

8. 合格ナビで確認できる範囲

合格ナビは、宅建の論点別問題・解説を提供しています。各問に3レベル解説(初心者・標準・上級)と根拠条文がついています。掲載の問題は、すべて当サイトの自作です。


著作権・正確性の方針:本サイトは一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)と一切関係ありません。掲載問題は過去の試験問題の転載ではなく、出題範囲を参照した合格ナビ独自の自作問題(論点別問題)です。

よくある質問

Q宅建の一問一答は、本試験とどう違いますか?

本試験は四肢択一50問・2時間の筆記試験です(登録講習修了者は45問)。一問一答は、1つの記述が正しいか誤りかだけを答える練習で、四択のように他の選択肢と見比べる場面がありません。本記事では、四択問題のア〜エを1つずつ○×で読む使い方を紹介します。

Q合格ナビの問題で、一問一答のように解けますか?

合格ナビの問題は、すべて四択です(360問・選択肢1,440個)。選択肢ごとに○×だけを答える専用の画面はありません。ア〜エを自分で○×に分けて考えてから答え合わせをする使い方になります。答え合わせのあとは、3レベルの解説と根拠条文で、自分の○×とのずれを確認できます。

Q一問一答だけで宅建に合格できますか?

公式資料に、学習方法ごとの合格率を示した数字はないため、断定できません。確かなのは、本試験が四択50問で、令和7年度の合格基準点が50問中33点だったことです。一問一答で記述ごとの正誤を固めたあとは、本試験と同じ四択の形式で、選択肢を見比べる練習が必要になります。

Q○×問題で間違えやすいのは、どんな記述ですか?

本記事の例では、起算点や数字のすり替え、「かつ」でつながる条件の片方だけの記述、「内容にかかわらず」といった例外を許さない言い方、主語の入れ替え、当事者間と第三者の区別の5つを取り上げています。いずれも条文の文言で確認できる型です。

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法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月4日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

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